ファッション
特集 パリ・コレクション2024-25年秋冬

パリコレデザイナーたちが考える 2024年の日常を彩る服、その具体案

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パリコレデザイナーたちが考える 2024年の日常を彩る服、その具体案

ワードローブの定番の再解釈はここ数シーズン続く流れだが、今季のパリコレでは日常着に少しの特別感やひねりを加える提案が広がった。トレンチコートやテーラードジャケット、シャツ、スエット、セーター、デニムなどベースとなるアイテムは同じでも、それぞれのブランドの“らしさ”を生かしたデザインやスタイリングによって新鮮さが生まれている。(この記事は「WWDJAPAN」2024年3月18日号からの抜粋です)

アンダーカバー(UNDERCOVER)

異素材を圧着し一枚に
普段着に非日常性を

「アンダーカバー」の演出の背景は本特集のこちらの記事にある通り。「日常着のアップデート」をテーマに、カジュアルからタキシードまで普遍的なアイテムを異素材で切り替えて再解釈。多種多様な異素材を圧着し、あえてはみ出させることでベーシックウエアに非日常性を与えている。カジュアルなニットとデニムはともに白い生地で部分的に切り替えることでセットアップ風の統一感が生まれ、はみ出した白い生地が揺れてエレガント。「ノグチ(NOGUCHI)」とのコラボによる大ぶりのアクセサリーが華を、パリ1区に店を構える「ブリジット・タナカ(BRIGITTE TANAKA)」とのコラボバッグがユーモアを添える。

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