ビューティ

コーセーがコスメの色や質感をリアルに再現する新カウンセリング・プラットフォーム開発 9月に「コスメデコルテ」で稼働

 コーセーは、オンラインカウンセリング・プラットフォーム「ウェブ ビーシー システム(WEB-BC SYSTEM)」を開発した。9月16日から同社のハイプレステージブランド「コスメデコルテ(DECORTE)」のカウンセリングサービスとして稼働していく。

 生活スタイルの多様化やコロナ禍により、時間や場所を選ばず化粧品のカウンセリングや購入を行いたいというニーズが高まっている。しかし既存のテレビ会議システムをオンラインカウンセリングに活用しても、化粧品特有の繊細な色は画面上で伝わりにくい。また予約からカウンセリング、購入への一元化された動線が構築されていないため、顧客満足度の点で課題があった。

 新たに開発した「ウェブ ビーシー システム」は、まずは「コスメデコルテ パーソナルビューティ コンシェルジュ(DECORTE Personal Beauty Concierge」のサービス名称でローンチ。ゆくゆくは他ブランドでも展開してグローバルでも拡大していく予定だ。店頭カウンセリングのきめ細かさを再現しながらオンラインの手軽さを両立し、予約から製品の購入までを一連の流れでスムーズに完結できるカウンセリングプラットフォームとなる。利用者の都合に合わせてビデオカウンセリングとチャットカウンセリング」を用意し、ビデオカウンセリングにおいては、化粧品の色や質感の再現性をアップ。オフラインに限りなく近いレベルの高精彩な映像を実現する。さらに同プラットフォームを通じて接客を行うと、カウンセリングや購入に関する履歴、担当した美容部員の評価まで一元化。高スキルなカウンセリングの可視化や社内共有が可能となり、美容部員のさらなるスキル向上を目指すことができる。

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