ファッション

セルジオ・ロッシ氏が84歳で死去 死因は新型コロナウイルスか

 イタリアのラグジュアリーシューズデザイナー、セルジオ・ロッシ(Sergio Rossi)氏がイタリア・チェゼーナで死去した。84歳だった。ロッシ氏はここ数日間入院していたことから、死因は新型コロナウイルスの可能性が高いとみられている。

 ロッシ氏は1935年、靴の生産地として有名なイタリアのサンマウロパスコリで生まれた。父から業界での仕事を学んだ後、1951年に自身の名を冠したブランド「セルジオ ロッシ」を立ち上げた。息子のジャンヴィト・ロッシ(Gianvito Rossi)もシューズデザイナーとして知られている。

 セルジオ ロッシ社のリカルド・シュット(Riccardo Sciutto)最高経営責任者は、「彼は天才だった。彼と出会えたことはとても幸せだった。彼はわれわれの精神的な支柱であり、これまで以上に現在そう感じている」とコメントを発表した。

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YU HIRAKAWA:幼少期を米国で過ごし、大学卒業後に日本の大手法律事務所に7年半勤務。2017年から「WWDジャパン」の編集記者としてパリ・ファッション・ウイークや国内外のCEO・デザイナーへの取材を担当。同紙におけるファッションローの分野を開拓し、法分野の執筆も行う。19年6月からはフリーランスとしてファッション関連記事の執筆と法律事務所のPRマネージャーを兼務する。「WWDジャパン」で連載「ファッションロー相談所」を担当中

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