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新型コロナに負けるな! 業界人が緊急メッセージPart2

 新型コロナウイルスの猛威によって、東京五輪・パラリンピックをはじめとした各種イベントが延期・中止となっている。外出控えの要請、海外渡航の自粛なども広がり、生活や仕事が制限されて、世の中に暗いムードが漂っている。消費市場も過去にないほどの落ち込み方を見せており、アパレル業界からも苦しい声が聞こえてくるが、こんなときこそ人々の気持ちを明るくするファッションの力が必要だ。弊紙では業界を代表するクリエイターやビジネスパーソンから緊急メッセージを募った。(この記事はWWDジャパン2020年3月30日号からの抜粋です)

お客さまをいつも以上にHAPPYに!

設楽洋/ビームス社長

 店頭にわざわざいらしていただいたお客さまに対してはいつも以上にHAPPYになっていただけるように接客をし、店頭が煩雑でないことを逆に考え、時間をかけた丁寧なコミュニケーションをとるよう指導している。店舗スタッフがテレワークをする場合は、スタイリングやブログなど、ビームス公式ウェブサイトのスタッフ投稿コンテンツを使って、明るくHAPPYになれるような情報をどんどんアップして、自らPR活動できるような体制を積極的に取る。イベントができない分、数多くやっているスペシャルコラボの取扱店を広げるトライアルも行っている。全てのことを今まで以上に明るく元気に!ビームスの力の見せ所だ!

従業員やお客さまとの
関係を守るため、
セーフティネットをしっかり組む

山口絵理子/マザーハウス 
代表取締役チーフデザイナー

 生産地である6カ国のうち、半数以上が国レベルでの勧告で稼働停止中です。ストップしている工場の従業員に給与を払いながら、スタッフの健康・安全を死守するよう日々連携をとっています。それぞれがベストを尽くすこと、そして資金的にしっかりセーフティネットを組むことで、一緒に働いているスタッフや工場、そしてお客さまとの関係をしっかり守っていく。全社としてデジタルシフトを加速中です。また、デザイナーとしてはこれまで作ることが中心でしたが、届ける部分に目を向けるチャンスだと思っています。

自分自身や社会を見直す機会に

森康洋/カッシーナ・イクスシー社長

 経済を回すのは重要ではあるが、それらを支える「人」なしには成り立たない。色々な情報が入り乱れているが、惑わされず今は健康と安全を最優先すべきだ。国内の連帯のみならず、全世界、人類の連帯が試されている。当社は輸入ビジネスを行っているので、海外の取引先とお互いサポートし合っていく。今こそ自分自身や自分たちが住んでいる社会を改めて見直す機会。本当の敵はウイルスではなく、われわれ人類なのではないか。

勇気を持ち、想像力を働かせ、
#経済を止めるな

三浦崇宏/GO代表

 仕事は、社会の変化と挑戦への支援なので増えている。ぼくの立場で伝えたいことは二つ。まず「わからない」と言うことを恐れないでほしい。自分は「わかっていない」ことをきちんと認識していることこそが、今の時代の知性だ。そしてもう一つは「#経済を止めるな」。ネットを活用したライブや授業、宅配やホームパーティのように新しい、今の時代の消費行動がある。勇気を持って、想像力を働かせて、#経済を止めるな。

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