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「コーチ」財団が日本の教育支援NPOとパートナーシップを締結 高校生の夢を支援

 「コーチ(COACH)」は2月8日、社会貢献イニシアチブ「ドリーム イット リアル(Dream It Real)」の一環として、NPO法人カタリバをパートナーに迎えたことを発表した。今後は補助金を助成し、カタリバの活動をサポートする。

 カタリバは2001年に設立された日本の教育NPO法人で、生まれた環境や境遇にかかわりなく若者に学びの機会やクリエイティブの場を提供してきた。「全国高校生マイプロジェクト」では、全国の高校生が身近な課題や関心から考えたテーマをもとに年間2000以上のプロジェクトを立ち上げており、3月に開催される「全国Summit」での発表を目指して取り組んでいる。

 「コーチ」は今回のパートナーシップ締結を記念し、“ドリーム イット リアル Tシャツ”(6500円)を限定発売し、売り上げの全利益をカタリバに寄付する。3月8日まで「コーチ」10店舗とオンラインストアで取り扱う。コーチ フレンズのKoki,をはじめ、グローバルキャンペーンの広告塔を務めるジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)やマイケル・B・ジョーダン(Michael B. Jordan)がTシャツを着用した写真を公式サイトで公開した。

 カタリバ代表理事の今村久美は「日本の10代の多くは、自分が動いても社会は変えられないと思っている。しかし私たちは、10代には社会を変えていく力があると信じている。『マイプロジェクト』に取り組む高校生は『好きだから、これをやってきたんだ』という熱意で諦めずに取り組んでいる。私たちはそんな情熱を支えたい」と語る。

 「コーチ」の社会貢献活動を担うコーチ財団はこれまで10年間にわたり、全世界の非営利パートナーに4500万ドル(約49億万円)以上を寄贈してきた。

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