「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、仏ルーブル美術館を舞台にニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)=ウィメンズ・アーティスティック・ディレクターによる2026年春夏コレクションを発表した。
フロントローには、ゼンデイヤ、BLACKPINK リサ、Stray Kids フィリックス(Felix)、エマ・ストーン(Emma Stone)、ソフィー・ターナー(Sophie Turner)らが姿を見せた。
ゼンデイヤは、1960年代の“スウィンギング・ロンドン”を彷ふつとさせるシルバーのミニドレスとフリップカールで登場した。ルックは、長年、彼女のスタイリストを務めるロー・ローチ(Law Roach)と共に、メゾンの最新クルーズコレクションから選んだ。。ゼンデイヤは現在、ロンドンを拠点に映画「デューン 砂の惑星 パート3(Dune: Part Three)」と「スパイダーマン ブラン・ニュー・デイ(Spider-Man: Brand New Day)」の撮影を週替わりでこなしている。ショーの後すぐに撮影地へと戻る彼女は、「この会場にいられることが私にとって本当に重要なことです。ありがたいことに、時差がほとんどないので良かったです」とコメントした。
BLACKPINK のリサはStray Kids のフィリックスと写真を撮り話題に。過去2回のショーでランウエイを歩いたフィリックスは、今回は最前列でショーを楽しんでいた。「次回のショーで歩く機会があれば絶対にやりたい。今回ここに来られただけでも本当に感謝している」と語った。着用ルックについても「非常に自信を与えてくれる」と付け加えた。
ソフィー・ターナーは、最新クルーズコレクションから翼のように大きく広がる肩の衣装を着用した。「(ネットフリックスのドラマ)『サンドマン』の登場人物みたい」と例え、「でもこの衣装がたまらなく好きなの。ニコラスのコレクションはいつも私にインスピレーションを与えてくれる。ある種の個性と、この世のものとは思えない要素を取り入れているから。だからすごく興奮しているわ」と続けた。
同ブランドの長年のアンバサダーであるジェニファー・コネリー(Jennifer Connelly)は、メゾンの一員であることがK-POPを探求するきっかけにはならなかったと正直に語った。代わりに彼女は会場内の芸術作品、特に壮麗な天井に注目した。「ここにいることができて本当に光栄です。ジェスキエールはいつも私を驚かせてくれます。とはいえ、彼が非凡なものを生み出すのは決して驚くことではないのです」と、ディレクターと親交の深いコネリーは金箔の天井に見とれながら語った。