「サンローラン(SAINT LAURENT)」は9月29日(現地時間、以下同)、アンソニー・ヴァカレロ(Anthony Vaccarello)クリエイティブ・ディレクターによる2026年春夏コレクションを発表した。
会場には、マドンナ(Madonna)やヘイリー・ビーバー(Hailey Bieber)、BLACKPINKロゼ、ゾーイ・クラヴィッツ(Zoe Kravitz)らが集まり、フロントローに華やぎを添えた。
珍しく姿を見せたマドンナは、娘のローデス・レオン(Lourdes Leon)と恋人のアキーム・モリス(Akeem Morris)とともに、“ファッショナブリー レイト”(パーティーなどの社交的な場面であえて約束の時間に遅れること)で登場。これによりほかのゲストたちはショー前の盛り上がりを楽しむ余裕がたっぷりとあったようだ。
フラッシュが乱発する中、チャーリー XCX(Charli XCX)はヘイリー・ビーバー、ゾーイ・クラヴィッツ、ロゼの隣に着席。チャーリーは露出度の高いネグリジェを着用していた。一方、ジャン=ポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)は、ケイト・モス(Kate Moss)とカトリーヌ・ドヌーヴ(Catherine Deneuve)に挟まれ、電子タバコをくゆらせていた。
ショーの終了後、マドンナは1990年の“ブロンド・アンビション(Blonde Ambition tour)”ツアーで彼女のコーンブラをデザインしたことで有名なゴルチエを温かく抱擁した。セントラル・シー(Central Cee)との最後の写真撮影を終えると、“マテリアル・ガール”は夜の闇へと消えていった。