
2026年春夏のミラノ・ファッション・ウイークが開かれました。今季も「WWDJAPAN」は、村上要編集長と木村和花記者が、全方位全力取材です!初日は注目を集めるデムナ(Demna)の「グッチ(GUCCI)」、2日目はシモーネ・ベロッティ(Simone Bellotti)による「ジル サンダー(JIL SANDER)」と、序盤からニュースが盛りだくさん!日記では、その他のブランドをダイジェストでお届けします。
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>「ジル サンダー」がミニマリズムに回帰 過去のデザイナーたちが潜めてきたエモーションの表現に課題【26年春夏 新デザイナーの初コレクションVol.2】
着想源は海女さん 日本とつながる「コチネッレ」
木村和花「WWDJAPAN」記者(以下、木村):私はこの日、ロンドンコレの取材を終えてミラノにin。ホテルで急いで着替えて、まずはバックブランド「コチネッレ(COCCINELLE)」のプレゼンテーションへ。会場は、なんと水族館。というのも今シーズン、日本を訪れたデザインチームは海女(あま)さんたちにインスピレーションを受けたそう。どんなシチュエーションで海女さんと交流したのか気になるところですが(笑)、貝をイメージした半円型のハンドルバッグや、筒形の鯉バッグなど、海(鯉は淡水魚だけどw)にまつわるキャッチーな新作が登場です。シューズにも力を入れているようで、レーザーカットで華やかなバレエシューズやロゴのCの形を模したヒールのパンプスなど、バリエーションをそろえています。
ミニマルなイタリアンリゾートに情緒を宿す「アルベルタ フェレッティ」
村上要「WWDJAPAN」編集長(以下、村上):ロレンツォ・セラフィニ(Lorenzo Serafini)をクリエイティブ・ディレクターに起用して若返りを目指す「アルベルタ フェレッティ(ALBERTA FERRETTI)」は引き続き、ミニマルなデザインの中に情緒を宿します。デムナ(Demna)時代の「バレンシアガ(BALENCIAGA)」や「プラダ(PRADA)」が唱える「今の時代は、何もかもが過剰なのではないか?」という問いかけに同調するかのように、見せびらかすのではなく、親しい人と親密な時間を過ごすための洋服を揃えたかのようです。そんな時間は、リゾート地であり、近所であり、自宅で。布地をたっぷり使いローブのように仕上げて共布を捻ったベルトでウエストを結んだだけのカフタンドレス、袖を通すというよりは首から掛けただけのジレ、バイアスに裁った布地を首元で交差させただけのホルターネックのドレス、そしてロング丈にアレンジしたようなネグリジェやシュミーズなどは、まるでプライベートな時間を覗き見しているかのようでドキドキしますが、シンプルで快適そう。足元はビーチサンダルか、ぺたんこなドライビングシューズ。ヒールは一切登場しません。
柔らかで流動的な素材の流れる様を楽しむため、色はオフホワイトにピンクヌード、そしてごくごく淡いミントやレモンイエローなど最小限。そんな優しいコレクションを引き締めたのは、ブラックとゴールド、そしてテーラードジャケット。前者の色の組み合わせは、ギリシャ彫刻にインスピレーションを得たものだそう。ジャケットはブラトップや、オーガンジーやビスコースのパンツと組み合わせました。流動的なコレクションの中に1つだけ形のあるものを加えると、そのフォルムが印象に残ったり、逆にボトムスの流動性が際立ったりするんですね。
若干「クロエ(CHLOE)」風な気がするけれど(笑)、仕上がりはイタリアンリゾートだし、ずっとミニマルです。日本でのビジネスがほぼゼロになって、すっかり日本のメディアは姿を消しましたが、少しずつ直接輸入するセレクトショップが現れています。ショー会場には空席もチラホラありましたが、頑張ってほしいな。
デザイナーの好きを詰め込んだキュレーションショップはトレンドになりそう
木村:カロリーナ・カスティリオーニ(Carolina Castiglioni)による「プラン シー(PLAN C)」は、初の旗艦店をお披露目。ただ洋服が買えるお店ではなく、カロリーナの好きなアートやカルチャーも詰め込みました。例えば、ベルギーのインテリアブランド「セラックス(SERAX)」とコラボしたキャンドルや、同じくベルギーの雑貨ブランド「ヴァレリー オブジェクツ(VALERIE OBJECTS)のオブジェも並びます。中央の螺旋階段は、クリエイティブ集団の「リーディングルーム」が選書したライブラリーです。座って読めるスペースもあり、ただ本を読むだけに来店しても良いそう。地下はギャラリースペース。アート展や読書会など、常にいろんなイベントを行う予定です。
実はロンドンでも「JW アンダーソン(JW ANDERSON)」がソーホーの店舗を、ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)の「好き」を詰め込んだキュレーション型ショップにリニューアルしました。ミラノの店舗も改装しましたよね。そこもアートや家具、本、はちみつなどの食品まで、まるでジョナサンのお家にお邪魔したような気分になる空間でとても楽しいんです。服以外でもデザイナーの人となりがわかる、こういう店はもっと増えそうです。
「ヴァレクストラ」から、優秀お仕事バッグが登場
木村:「ヴァレクストラ(VALEXTRA)」からは、アイコンバッグ“イジデ“の進化版“エディター”が登場しました。その名の通り、編集者にインスパイアされた、新しいお仕事バッグです。見た目はスタイリッシュなのに大容量で、忙しくてバタバタしている女性がボンボンと荷物を入れて愛用する姿が想像できます。通常より少し柔らかくなめしたカーフレザーのしっとりしたボルドーや、スエードを型押ししたアイコン素材ミレプンテのチョコレートカラーやカーキ、ベージュが新色です。
「ロロ・ピアーナ」はロング&リーン
異国情緒さえエレガントに
村上:「ロロ・ピアーナ(LORO PIANA)」は、素材本来の持ち味というか優しさを生かすべく、ニュートラルカラーに徹しましたね。ともすれば野暮ったく見えるんだけど、エレガントなムードさえ感じるロング&リーンなシルエットに徹することで洗練された雰囲気を維持しています。帽子は、ちょっとコミカルですけれどね(笑)。
ベージュやブラウン、グレージュを主体としたコレクションには、バーガンディやライラックなどの差し色と、アザミをはじめとする小花柄や貝殻に代表されるマリンのモチーフをプラス。花柄は、カシミヤニットにあしらったカシミヤの刺繍でも描かれます(ゴージャス!でも、ペールピンクでカワイイ!)。
しかし素材が柔らかいというのは、コレクションをエレガントにまとめるためには、この上ないアドバンテージですね。シルクはウエストの高い位置でベルトを巻けば優雅にドレープするし、ニットは女性の曲線美を柔らかになぞります。何より、絶対着心地いいし、シルクやリネンは涼しいハズ。スタイリングは引き続きエスニックなムードに溢れていますが、単品レベルで見ると「欲しい!」とか「簡単に合わせられそう!」なアイテムも続々。みなさんぜひ帽子に惑わされずに、洋服一着一着に目を凝らして、「自分のワードローブにあったらいいな」と思うアイテムを探してみてください。こういう視点での洋服選び、「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」や「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」でも案外有効ですよ(笑)。
「フェンディ」はレトロから一転、
明るい色と機能性で次の100年を描く
村上:創業100年を迎えている「フェンディ(FENDI)」は、名誉会長就任が発表になったばかりの3代目のシルヴィア・フェンディ(Silvia Fendi)=メンズ&アクセサリー・アーティスティック・ディレクター(当時)がウィメンズの陣頭指揮も執って、メンズとウィメンズ・コレクションを同じ世界観の中で発表しました。
>100周年の「フェンディ」は、FFロゴを超えた「トリプルF」でキム時代のリアル主義をリセット
前シーズンはレトロなカラーパレットを駆使してグラマラスなムードに仕上げて「これまでの100年」を振り返りましたが、今季は鮮やかな色彩と軽やかな素材とフォルムで「これからの100年」をポジティブに予感させます。今季はパステルカラーが大活躍なシーズンですが、「フェンディ」の26年春夏は、どこよりも鮮やかです。ファーストルックこそ新たにページを刻んでいく決意を印象付けるピュアホワイトでしたが、その後は、イエロー、ターコイズ、バブルガムピンク、コーラルピンク、そしてバーミリオン(オレンジ)……。もちろんアイスグレーやチャコール、コンクリートグレー、ネイビー、ブラックなどのベーシックカラーも豊富です。メンズ・ウィメンズ共通で何度も連続するのは、キュートで大ぶりなフラワーモチーフ。むしろ花のさまざまな色合いで、洋服全体を染めてしまったような印象でしょうか?
スタイルは、伝統を振り返り、ボディコンシャスにすることでグラマラスだった前回のテイストに対して、今回はパフォーマンスウエアのムードを加えました。例えばケーブルニットのカーディガンにペンシルスカートのルックが現れたかと思ったら、同じスカートを化繊に置き換えつつトップスをアノラックに変えてみたり。共通するのは、ファスナーなどの副資材。デザインの一要素としてスカートのサイドに走らせ、気分やスタイル次第で自由に開閉できるように工夫しました。スピンドルを加えることでボリュームをアレンジできるワンピースやポロニット、やはりファスナーの開閉でボリュームやシルエット、色の配分さえ変更できるアノラックなど、副資材を効果的に用いることで機能性やモジュール性を付与します。
素材は、軽やか。テクニカルメッシュからレースまで、透ける素材は天然素材も化学繊維も自由にあやつり、レザーやファーは花柄のカットアウトやパフォレーション(穴あけ)のディテールで軽やかさや通気性を高めました。「キュート」と呼ぶのがピッタリなモチーフや配色、ボリューム感、クロシェ編みなど、シルヴィアらしさが全開です。
バッグは、球体のボールを繋ぎ合わせたハンドルとギャザーを寄せた本体が特徴の“フェンディ コリエ”のほか、“バゲット”や”スパイ”などのバッグは、シルクのケーブルニットで作りました。“ピーカブー”は、「覗き見」という名前の通り、バッグの中をビーズやイラストで彩り、まさに「覗かせて!」と声をかけたくなる仕上がりです(笑)。足元は、カットワークを施したスリングバックや、編み上げのローファーやフラットシューズ。アクセサリーに至るまで、職人技があるからこそ軽やかです。
ビジネス好調の「オニツカタイガー」は、
クリエイションも一気に開花、どころか大爆発
木村:「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」は、バリエーションが格段に増えて、印象が変わりましたね。金ボタンのブレザーに細身のトラックスーツなど、スポーツ×フレンチシックなスタイリング提案に果敢に挑戦。個人的に目を引いたのは、キャッチーな小物類。フラワープリントにグラフィティを施したトートバッグやスタッズ付きの“カラテ”バッグ、バッグに付けた「モンチッチ」とのコラボチャームもめちゃ売れそうです。アイウエアも登場。シワ加工を施したフリルブラウスに合わせたメタルフレームの眼鏡も、ちょっとナードな雰囲気でトレンド感があります。ネックレスは「ミキモト(MIKIMOTO)」とのコラボだったんですね。
村上:ビジネス絶好調の「オニツカ」は、なんか“向かうところ敵なし”って感じでしたね(笑)。これまでも徐々にレベルアップしてきたけれど、ここに来て一気に開花というか、さらに爆発ってカンジがしたのは、私だけでしょうか?
まず、テーラードが超絶キレイ。このあたりは、イタリア人デザイナーのアンドレア・ポンピリオ(Andrea Pompilio)を起用しているだけあるのでしょう。今どきな少し細身に転じたロング気味のダブルブレストは、メタルボタン。そこに「オニツカタイガー」イエローのトラックスーツを合わせてまとめちゃうあたり、スタイリングもうまいなぁって感じです。プリーツを刻んだラップスカート、バイカーズディテールを取り入れたビンテージ加工のフェイクレザースカートなどでスタイルの幅を広げつつ、レトロなランニングショーツやトラックパンツでオリジンをアピール。トップスも、ビンテージ加工を施したオーバーサイズのフーディから、昔の「プラダ(PRADA)」を思い出させるくるみボタンのミリタリージャケット、レトロなコンパクト丈のポロニット、ラメ混のツイードで作ったシャツブルゾン(イエロー、可愛かったなぁ)、キルティングのワークブルゾン、コンパクト丈のスイングトップ、反対にオーバーサイズのライダースブルゾン、そしてタンクトップ風ながらスカラップドヘムにメタル装飾をあしらったミニドレスなど、バリエーション豊か。これを自由奔放に組み合わせるから、掛け算で何十、下手したら何百通りのスタイリングが楽しめることを見せつける構成でした。
足元も、最近開発を進めているフェイクレザーのブーツから、サテンのバレエシューズ風レトロスニーカー、タッセルをあしらったスエード風のスニーカーまでバリエーション豊かです。
正直これまでは色違いのコーディネートを見せることも多く、シューズを主役に据えるか強いメッセージを発信するためにスタイルの幅は限定的だったのですが、この大爆発具合はどうしたことでしょう(笑)?いや、これが買いやすい価格でどれも手に入るなら、とても良いことなんですけれど、ずっと見てきた“「オニツカ」ウォッチャー”としては、急激な成長っぷりに驚いてしまいました(笑)。
マキシマリズムを恐れない「エトロ」
木村:「エトロ(ETRO)」はショーが始まる前に、バックステージでクリエイティブ・ディレクターのマルコ・デ・ヴィンツェンツォ(Marco De Vincenzo)にインタビュー。ルック写真が貼られたボードを見ながら、一つ一つのアイテムについて夢中で語る姿を見て、「この人のファブリックへの愛情って、本当にすごいなぁ」と感じました。
「『エトロ』で働く上で、一番幸せなところは?」と聞いたら、「マキシマリズムなクリエーションができること」と答えてくれました。マキシマルな格好をする日は、その人が「今日は自分を主張しよう」と決めた日。「エトロ」の服は昔も、そしてマルコが引き継いだ今も、自己表現をしたい人の味方であり続けてきたのだと思いました。
今季はファッションの躍動感をたっぷり詰め込んだコレクションでした。1970年代のヒッピーの装いに着想を得て、明るく、華やかで、マキシマルで、ハッピー。そうしたムードを、バンドのライブパフォーマンスが盛り上げます。
市場はクワイエット・ラグジュアリーが主流ですが、「エトロ」はブレません。装飾も柄も色も主張があって服が生き生きとしている。“マキシマリズムを恐れない”姿勢が貫かれていました。フィナーレはまるでハッピーな儀式のようで、ショーを見終わったあと、なんだか幸せな気分になりました。
村上:この後のミラノ・コレクションで徐々に明らかになるのですが、ブランドやデザイナーは果敢に「そこにメッセージがあれば、デザイン性を加味してもいいじゃないか!」という覚悟を持ち始めた印象がありますね。
>「ジル サンダー」がミニマリズムに回帰 過去のデザイナーたちが潜めてきたエモーションの表現に課題【26年春夏 新デザイナーの初コレクションVol.2】
今日のコレクションで言えば「フェンディ」もそうだったと思うし、エモーションを見出せなかった「ジル サンダー(JIL SANDER)」は時流に即したクワイエット・ラグジュアリーだったけれど共感しきれなかったので、やっぱり思いを込めることが重要なんだと感じています。
その意味で、ここまでトレンドや、ある意味での着やすさやリアリティを犠牲にして「マキシマリズム」を目指したマルコは尊敬しちゃいますよね。しかも目指したのは、「フェスティブな洋服」。ハレの日の洋服という意味ではなく、自分の中で少し勇気が欲しかったり、高揚・鼓舞したかったりするときの洋服、もしくは「今日を思い出として、いつまでも覚えておきたい」と思うときの洋服です。「盛ってこ〜!!」な感じでどんどん足し算するカンジは、同じ洋服好きとして単純にラブです(笑)。
しかも、その足し算がまた「洋服好きだから、頑張れる」カンジの足し算なんですよね。例えばマキシドレスの裾にあしらったフラメンコフリルは、同じ柄の色違いの生地を使い分けるし、ボヘミアンなスエードブルゾンに打ち込むスタッズも「何種類使うの⁉︎」っていうくらいバリエーション豊か。生地だってレースにカラフルな刺しゅう糸を絡めたように見えるジャカード(なのかしら⁉︎それともオパール加工?)とか、薄い膜をかぶせたような加工などなど、マニアック。大ぶりの柄が体の中央に並ぶよう、パターンはもちろん、生地の手繰り寄せ方からつまみ方まで何度も試行錯誤したであろうカラフルなマキシドレスには頭が下がります。カラフルなボタニカルモチーフのデニムは、どう作っているんだろう?ブリーチの後のプリントでしょうか?ドレスへの情熱がスゴすぎて、ブルゾンやトラックスーツは若干おざなり気もしますが、やっぱり応援しちゃうな。
ドレスにも注力 「ブルネロ クチネリ」に死角なし
木村:2日目最後は「ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)」の展示会へ。最近は毎シーズン哲学的なテーマを投げかけている「ブルネロ クチネリ」ですが、今回のテーマは「土・水・火・空気」の4大元素をキーワードに、「私たちは何者であるのか?」を問います。
大地を思わせるブラウンにスパンコールで木の葉や樹皮のモチーフを描いたり、水面のような煌めきのスパンコールを散りばめたり、赤い溶岩のようなトーンに染めたり、艶やかなシルクのフェザーをあしらったり。哲学と「クチネリ」らしいクラフツマンシップが重なり合う表現にうっとりしました。
村上:ニットブランドからライフスタイルブランドへの進化を達成した「ブルネロ クチネリ」のもう1つの注目は、ドレスへの注力ですね。今季は「空気」を表現した手法の1つであるフィルクッペ、裏地側で緯糸を切ることでシャギー感を表現するジャカード織りの一種を、まるでフェザーの装飾のように捉えて優美なフィット&フレアドレスを生み出しました。ごくごく甘く編んだニットの上から繊維を叩きつけたり絡めたりのニットも総刺しゅうのように華やか。コットンにシルクの生地を重ねると、ドレスはボリュームが豊かになります。
こうしたドレスは、「ブルネロ クチネリ」にとっては未知の領域のレッドカーペットで、意志を持ったアーティストに選ばれそうですね。ただただゴージャスなだけじゃなく、そこに人間性や地球への想いを表現したいセレブは、きっとこのドレスを選ぶんじゃないかな?と同時に、顧客にも「いよいよ『クチネリ』でドレスが買えるのね!」って喜ぶ方がいらっしゃるんじゃないでしょうか?フレグランス&アイウエアに始まり、メンズのメード・トゥ・オーダー、そして同じく受注生産のドレス。「ブルネロ クチネリ」に死角なしな雰囲気を、展示会場でパスタをおかわりしながら感じ取りました。