ファッション

ゴールドウインが球場運営会社とパートナーシップ締結 日ハムの新拠点に直営店、制服もデザイン

 ゴールドウインは、プロ野球チーム北海道日本ハムファイターズ(以下、日ハム)の球場などを運営するファイターズ スポーツ&エンターテイメントとパートナーシップを締結した。北海道・北広島市に2023年3月に開業予定の複合地区「北海道ボールパークFビレッジ(以下、Fビレッジ)」内の商業施設「ザ・ロッジ(THE LOGDE)」に、「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE、以下TNF)」のキャンプをコンセプトにした直営店を構える。また、Fビレッジにおけるアウトドア体験事業や、各種施設のユニホーム制作なども行う。

 Fビレッジは、日ハムの新球場を中心に、子どもの遊び場や農業学習施設、分譲マンションなどを備える複合地区。ゴールドウインは同パートナーシップを通して、同地区を基点とした子どもたちの支援と持続可能な社会の実現を目指す。

 「TNF」は、直営店でキッズ向けの商品をメインにそろえ、キャンプのワークショップなども開催する。また、Fビレッジに店舗や施設を持つ他企業とも協業し、スタッフや事業者のユニホーム制作も行う。例えば、クボタが運営する農業体験施設や、キッズラボグループの認定子ども園の園児服やカバンなど。「TNF」のほかにも、「ニュートラルワークス(NEUTRALWAORKS.)」もユニホームを制作する。ユニホームはリサイクル素材を積極的に採用し、耐久性の向上やリペアしやすい設計など、持続可能性を念頭において企画する。

 ゴールドウインは、豊かな自然を持つ北海道を重要エリアと位置付けている。これまでも、札幌市の商業施設にブランド最大規模の「TNF」直営店を、世界自然遺産である知床国立公園内のビジターセンター「知床自然センター」には「TNF」と「ヘリーハンセン(HELLYHANSEN)」の複合店を出店してきた。知床では、包括連携協定を結び、地域活性化や防災などをサポートしている。

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