ファッション

「バレンシアガ」 × 「ザ・シンプソンズ」の反響は?コレクション発表のDX進む【徹底解説・2022年春夏コレクションリポート】

有料会員限定記事

 2022年春夏ファッション・ウイークを通して感じ取った、3つの象徴的な潮流を紹介する。共通するのは、自由さだ。デザイナーたちは、既成概念にとらわれない提案として女性性の解放を促し、色柄をふんだんに取り入れることでポジティブなマインドを表現。デジタル活用の方法にも広がりが見られる(この記事はWWDジャパン2021年10月18日号からの抜粋です)。

 2021年春夏は玉石混交、そこから軌道修正が始まり21-22年秋冬は視聴者フレンドリーかつ工夫を凝らしたデジタル発表が増加したが、リアルショーが復活した22年春夏はニューヨークとミラノを中心に「ランウエイショーのライブ配信」というシンプルフォーマットに戻った印象だ。だがエンドユーザーの興味の範囲と自己表現の場は拡大を続けている。デジタル・コミュニケーションは避けて通れない。異業種とのコラボやNFT、VRなどに挑んだブランドは、結果を残し始めている。

バレンシアガ(BALENCIAGA)」は
「ザ・シンプソンズ」タッグ でラグジュアリーの民主化

この続きを読むには…
残り931⽂字, 画像18枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。
最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

韓国ブランドの強さに迫る 空間と体験、行き渡る美意識

日本の若者の間で韓国ブランドの存在感が増しています。K- POP ブームが追い風ですが、それだけでは説明できない勢い。本特集では、アジアや世界で存在感を示すKブランドや現地の人気ショップの取材から、近年の韓国ブランドの強さの理由に迫ります。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。