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アルベール・エルバスが再始動 「カルティエ」親会社と合弁会社を設立

 元「ランバン(LANVIN)」アーティスティック・ディレクターのアルベール・エルバス(Alber Elbaz)がコンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT以下、リシュモン)と合弁会社AZファッション(AZFASHION)を設立。女性のための“ソリューション”ワードローブを提供する。

 「カルティエ(CARTIER)」「ヴァン クリーフ&アーペル(VAN CLEEF & ARPELS)」「IWC」などの宝飾・時計ブランドの他に「クロエ(CHLOE)」「ダンヒル(DUNHILL)」などを擁するリシュモンは、新会社について「革新的でダイナミックなスタートアップであり、夢を実現するだろう」とコメントした。

 ヨハン・ルパート(Johann Rupert)=リシュモン会長は「アルベール・エルバスのアイデアに感心した」と語る。「エルバスのファッションへのビジョンと計画を聞いて彼のクリエイティビティーと考察に感銘を受けた。彼の才能と革新性は、女性およびそのウェルビーイングに対する感性を備えており、われわれのグループやブランドに大きな価値をもたらすだろう。われわれは心からアルベールを歓迎しており、この素晴らしい協業を楽しみにしている」。

 エルバスはリシュモンとの合弁会社について「“理想のファクトリー”を立ち上げる。現代の女性にとってのソリューションを開発することに特化していく。才能ある優秀な人たちとコラボレートできて非常にうれしい。この新たな冒険をとても楽しみにしている」と語った。

 リシュモンは11月8日に上半期決算の発表を控えているため、詳細を明かさなかったが、新会社の過半数株式を保有するものの、ブランドというよりも、スタートアップ設立であり、同社の利益に影響はないという。