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ユナイテッドアローズが自社EC運営をZOZOから変更 2020年3月期下期に

 ユナイテッドアローズ(UA)は、来期の2020年3月期の下期をメドに、自社EC「ユナイテッドアローズ オンラインストア(UNITED ARROWS ONLINE STORE)」の開発・運営体制を変更する。現在、外注でZOZO子会社のアラタナが運営を担ってきたが、自社主導での体制に移行する。

 18年4〜12月の決算会見で竹田光広・社長執行役員は、「09年に自社ECを立ち上げた当初から、将来的にはリアル店舗同様のサービスを追求したいと考えていた。昨年、千葉・流山を中心にした物流再編を行っており、準備が整った」と述べ、オンラインとオフラインを統合し、精度の高いオムニチャネルを構築する意向だ。18年4〜12月期で、EC売上高は約185億円で、そのうちゾゾタウン(ZOZOTOWN)の売り上げが約50%、自社ECが約27%となっており、今回の再編で自社ECの売り上げ拡大を目指す。なお、ZOZOのアパレル企業へのEC運営支援事業は19年3月期に100億円の見通しで、ユナイテッドアローズが過半を超える最大の顧客だった。竹田社長執行役員は、「ゾゾタウンはファッションに興味のあるお客さまに広い間口を持っており、また若年層のお客さまも多い。当社ブランドを知ってもらえる機会になる」と語り、ゾゾタウンへの出店は継続する。

 来年下期以降、新たに組むパートナーは現時点では明らかにしていない。「パートナーには実店舗で求められていること、さらにはそれを上回るサービスが実現できることを求めた」と竹田社長執行役員。再編により、自社の物流施設で発送業務を行うことで、各種オムニチャネルサービスの実現やフリー在庫の効率的運用、カスタマーサポートを自社内に取り込むことによるサービスレベルの向上を図る。