ニュース

シャネル日本法人のトップが交代 23年間率いたコラス社長がジュネーブへ

 シャネル(CHANEL)の日本法人、シャネル(株)のリシャール・コラス(Richard Collasse)社長が12月1日付で、トラベル・リテール事業の責任者として、同事業の本部があるスイス・ジュネーブに赴任する。後任にはギエルモ・グティエレス(Guillermo Gutierrez)=シャネル(株)取締役副社長が昇進する。なお、コラス社長はシャネル(株)取締役会長も兼務する。

 コラス社長は1953年、フランス・オード地方生まれ。75年にパリ大学東洋語学部を卒業後、2年間在日フランス大使館儀典課に勤務。その後、日本のオーディオメーカー、AKAIのフランス代理店勤務を経て、79年にジバンシイ(GIVENCHY)入社。同日本法人立ち上げに参加し、4年間代表取締役を務めた。85年に香水・化粧品本部長としてシャネル(株)に入社。香港シャネルリミティッドのマネジングディレクターを経て、95年から現職。日本における「シャネル」の成長の立役者であり、フランス商工会議所会頭や欧州ビジネス協会会長も務めた。99年にはフランス国家功労勲章シュバリエ、2006年にレジオン・ドヌール勲章、14年にはフランス国家功労勲章オフィシエを受章。06年に処女作となる自伝的小説「遥かなる航路」を上梓し、翌年フランス語版も出版するなど執筆活動にも精力的に取り組み、マルチな才能を発揮している。

 グティエレス取締役副社長は1960年、スペイン・ビルバオ生まれ。EUのビジネスマン日本研修プログラム(EU’s Executive Training Program in Japan)を含めて約6年半を日本で過ごした後、93年にシャネル(シンガポール)に入社。アジア パシフィックや東南アジア、パリ本社で経験を積み、2009年にシャネル(株)に入社。香水・化粧品本部長、ファッション本部長を務め、18年1月から現職。妻と3人の息子を持つ。