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ロコンド田中社長が奇手、ラオックスと共同でファンド設立 売上高706億円のシャディを買収

 免税店大手のラオックスとファッションEC中堅のロコンドは共同で、企業の再建のためのコーポレート・プライベート・エクイティ(CPE)ファンド会社のLキャピタルトーキョー(L Capital TOKYO、以下LCT)を設立する。新会社の出資額はラオックスが60%、ロコンドが40%で、社長には田中裕輔ロコンド社長が就任する。第1弾として、ギフト小売り大手のシャディを買収する。ロコンドの2018年2月期の売上高は38億円でシャディの売上高の約20分の1だが、コンサルティング会社マッキンゼー出身の田中ロコンド社長はLCTの設立で、自ら創業したロコンド以外の経営にも本格的に乗り出すことになる。

 LCTはギフト大手のシャディの株式を通販大手のニッセンホールディングスから約20億円で取得し、100%子会社化する。譲渡日は4月27日。シャディの17年2月期(決算期変更により14カ月の変則決算)の売上高は706億円、営業損益は8億5700万円の赤字、純損益は9億300万円の赤字だった。ロコンドの田中社長は、シャディの取締役会長兼経営改革プロジェクトリーダーに就任。ロコンドの最新鋭のECやITシステムを導入することでECを拡大する他、田中社長がロコンドの経営で培ってきた低コストのシステム開発などのノウハウを注入し、コスト削減を行ったり、ラオックス店舗での取り扱い拡大による売り上げ拡大効果を狙う。

 なおロコンドの3月26日の終値は前日比30円高(3.16%増)の980円だった。

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