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「ヴィヴィ」通販サイトの運営会社が事業撤退 今後の運営体制は未定

 「ヴィヴィ(ViVi)」(講談社)の通販サイト「ネット ヴィヴィ コーディネート コレクション(NET ViVi Coordinate Collection)」を運営するウェアハートが同サイトの運営事業から撤退する。事業の黒字化が見込めず、継続は困難と判断したためだ。2月28日付での事業撤退を予定しており、ウェアハートは清算に向けた処理を進める。今後「ネット ヴィヴィ コーディネート コレクション」の運営を他企業に譲渡するかどうか、現段階では未定というが、現在ネット ヴィヴィ コーディネート コレクション」では“決算セール”と銘打った90%OFFセールを大々的に行っている。

 ウェアハートは、ITシステム中堅のパイプドHDが15年7月に「ネット ヴィヴィ コーディネート コレクション」運営のため設立し、システム開発からサイト構築、商品の仕入れ、物流までを一貫して手がけてきた。しかし、16年6月に外部の不正アクセスによる個人情報流出が判明。同サイトの会員約1万946人の注文履歴のうち、1万5581件の個人情報(15年8月22日15時〜16年4月18日16時38分までの情報)が流出したことが明らかになった。これを受けて8月、ECシステムを自社の「スパイラルEC」からEC構築会社AMSのフルフィルメントサービス「エグレジオ」へ移管をして運営を続けてきた。なお、パイプドHDに属する他グループ会社が手がけるファッションECサイトの構築・運営受託事業は継続する。

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