ファッション

「無印良品」が京都・東山に体験型ホテル 京都の日常に触れるツアーも企画

「無印良品」を運営する良品計画 は、京都・東山区に地域体験型宿泊施設 「MUJI BASE KYOTO kiyomizu」 を5月20日にオープンする。

「MUJI BASE」 とは、良品計画の宿泊領域である「MUJI STAY」の一つ。遊休不動産や古民家、廃校などをリノベーションし無印良品の家具や空間デザインを取り入れた空間で、地域の文化や食材を活かした生活を体験できる宿泊施設だ。これまでに千葉県鴨川市にある築100余年の古民家をリノベーションしたMUJI BASE KAMOGAWAをはじめ、千葉県大多喜町の廃校をリノベーションしたMUJI BASE OIKAWA、香川県土庄町にある2棟のMUJI BASE TESHIMAに次ぐ施設になる。

「MUJI BASE KYOTO kiyomizu」は、世界遺産・清水寺の参道入り口に近い東山エリアに立地する。もともとこの地にあった京都初のカプセルホテル「アメニティーホテル京都」(1983年創業)をフルリノベーションし、外観はそのままに、館内を「無印良品」の家具やアイテムでそろえた客室18室のホテルとして生まれ変わった。

ロビーには、江戸時代に京都で創業し6代続く染屋「染司よしおか」の暖簾がかかる。客室には、京都在住の木版画家・小板橋雅之による”清水”をイメージした壁面アートや、ロエべ財団クラフトプライズ2024のファイナリストの30人に選出された気鋭の陶芸家・中根楽の陶土アートと京都や関西にゆかりのある作り手の作品が館内を彩る。

料金はクイーンベッド1台を備えるコンパクトなダブルルームで1泊1室2万200円から。3人まで利用できるスタンダードなツインルーム バスタブつき1泊1室4万5000円から。

京都の日常に溶け込む9つの「地域周遊ツアー」

「地域文化の体感基地」をコンセプトに掲げる「MUJI BASE」では、初となる地域周遊ツアーを開催する。朝の静寂に包まれた「早朝の清水参り」ツアー、金箔を使った金継ぎ体験、老舗豆腐専門店の京の湧水で作られるできたての豆腐を味わうなど地域の暮らしに根差した文化に触れるプログラムを9通り用意する。客室には、9の地域体験を紹介する 「地域周遊MAP」 とともに無印良品の 「自分で詰める水のボトル」 とお菓子、オリジナルマイバッグを組み合わせた 「町歩きの支度かご」が用意されている。

良品計画のソーシャルグッド事業部「遊」創事業部の廣川剛史部長は「京都は観光地としての一面もあるが、日常の暮らしが綿々とつづられてきた場所でもある。この場所を生かして地域と連携して新しい価値を創り、次の時代に繋いでいきたい」とプロジェクトの趣旨を説明する。

1階には京都の老舗コーヒーロースターの新店舗「小川珈琲 清水店」が出店した。 有機JAS認証、国際フェアトレード認証など取得したエシカルコーヒー「GRANCA」シリーズを、ネルドリップで抽出したこだわりの珈琲が楽しめるほか、宿泊者限定のオリジナルモーニングを提供する。佐々木酒造の米麹と京菓子司 俵屋吉富の白餡を用いたオリジナル白あん糀バターを添えた京都産小麦を使った自家製トーストに、京丹波みずほファームの桜たまごのスクランブルエッグや季節のポタージュ、京都のおばんざいを思い起こさせる小鉢などが事前予約で味わえる(要予約2500円)。

観光地を巡る旅ではなく、地域と旅人が心地よくつながる「MUJI BASE KYOTO kiyomizu」。京都の新しい滞在のあり方を提案していく。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

「体育会系」から多様性へ、2026年版繊維商社特集

「WWDJAPAN」6月29日発売号は、毎年恒例の「繊維商社特集」です。今年のテーマは「THE TRADERS―商社最前線」。円安、原燃料高、物流費の高騰、そして国内アパレル市場の縮小――逆風が吹き続けるなか、繊維商社の現場でいま静かに進む「質的変化」に迫りました。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。