ビームスは、今年ロサンゼルスに出店予定の店舗が379坪の世界最大店舗になることを発表しました。24年開店で現在の最大店舗である「ビームス ライフ 横浜(BEAMS LIFE YOKOHAMA)」の2割増しの面積です。
セレクトショップの始祖の一つであるビームスは、1976年に現社長の設楽洋さんら当時の若者が開いた原宿の店舗「アメリカンライフショップ ビームス(AMERICAN LIFE SHOP BEAMS)」から始まりました。6.5坪にアメリカ西海岸のファッションやカルチャーを詰め込んだ店でした。若者にとって西海岸の明るく開放的な文化は憧れの的。戦後長らく続いた1ドル360円の固定相場が崩れて、わずか数年。海外旅行が大衆化するのは少し先の話です。
1960年代に一世を風靡したヴァンヂャケットは、アメリカ東海岸の名門大学のアイビーファッションを紹介しました。TPOに基づいた良家のエリート学生の服です。一方、70年代後期にビームスが紹介したのは、アメリカ西海岸のフリーダムなライフスタイルでした。Tシャツやジーンズ、新興メーカーだった「ナイキ(NIKE)」のスニーカーを置いたり、スケボーのホイールやネズミ取りまで並べたり、メード・イン・USAの商品を仕入れて売っていました。
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