ファッション
特集 販売員特集2025 第28回 / 全38回

接客は“仮説”と“証明”の繰り返し「まるで推理小説のよう」 「エース バッグス&ラゲージ」山口徹さん

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PROFILE: 山口徹/「エース バッグス&ラゲージ」ヤエチカ店 店長

山口徹/「エース バッグス&ラゲージ」ヤエチカ店 店長
PROFILE: (やまぐち・とおる)1984年生まれ、埼玉県出身。03年からはスポーツやアパレル、06年からは家具・雑貨などさまざまなブランドで販売員を経験する。エースには09年に入社。「ゼロハリバートン」などに勤務した後、11年に「エース」東戸塚店の店長に。「プラススタイル」東京ソラマチ店や「エース バッグス&ラゲージ」丸の内ビルディング店などを経て18年から現職 PHOTO:SHUHEI SHINE

ビジネスパーソンの往来が絶えない東京駅の八重洲地下街(以下、ヤエチカ)。その一角に店を構える「エース バッグス&ラゲージ(ACE BAGS & LUGGAGE)」で店長を務めるのが山口徹さんだ。「友人に声を掛けられたのが入社のきっかけ。ちょうどエースが出店戦略を加速させていた時期で、良いタイミングでした」。(この記事は「WWDJAPAN」2025年9月22日号からの抜粋です)

NO.1 POINT

数字も人も動かすリーダーシップ

バッグの販売員である面白さ

もともとコミュニケーションは好きだったという山口さん。スポーツやアパレル、家具など一通りの販売職を経験してからエースに入社した。販売員として経験を積む中で、“聞くこと”の楽しさに気付く。「店舗では、普段関われない方とお会いできます。例えば初対面で、かつ年齢の離れた方から個人的なことをお聞きできるのは、ここ以外ないんじゃないかな。年を重ねてからは、相手が望むことも望まないことも会話からくみ取れるようになりました」。

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