アディダスは、“アディゼロ(ADIZERRO)”シリーズから、ランニングシューズ“アディゼロ ボストン 13(ADIZERO BOSTON 13)”を発売する。価格は1万8700円。5月1日から限定カラーモデル“アディゼロ ボストン 13 EQT”を、6月4日から“アディゼロ ボストン 13”を販売する。共に「アディダス(ADIDAS)」一部店舗および公式オンライン、公式アプリなどで取り扱う。
“アディゼロ ボストン 13”
限定カラーモデルも
ランニングシューズ“アディゼロ ボストン 13”は、レース本番やトレーニングに関わらず、最適なペースのサポートを目指したオールラウンドモデル。ミッドソールは、前モデル“アディダス ボストン 12”で採用した、フルレングスのグラスファイバー製5本指ロッド“エナジーロッド 2.0(ENERGYRODS2.0)”を引き続き搭載する。本モデルの改良点は、ミッドソールに用いる低密度高反発素材“ライトストライク プロ(LIGHTSTRIKE PRO)”の13.8%増量(前モデル比)、クッションパッド入りのシュータンと履き口の採用、高いグリップ性と軽量化の両立を目指した新アウトソール“ライトトラクション(LIGHTTRAXION)”の搭載。またボストンマラソン2025に合わせ、1990年代の同マラソンのボランティアスタッフが身につけていた「アディダス」のビンテージアイテムをイメージした、限定カラーモデル“アディゼロ ボストン 13 EQT”も制作した。
シャーロット・ハイドマン(Charlotte Heidmann)=アディダス ランニングシューズ部門グローバルカテゴリーディレクターは、「今回“アディゼロ ボストン 13”の開発に際して目指したのは、究極の高速トレーニングシューズを生み出すということだった。前モデルに対するアスリートや消費者からのフィードバックを見ると、彼らがシューズにもっと快適さを求めていることが明らかになった。そこで私たちは“ボストン”が持つ本来の強みに立ち戻ることにした。今回のデザインと開発はすべてこの洞察に基づいており、ミッドソールとアッパーのクッション性を改善し、速いペースで走るランナーにも柔らかい感覚を提供する1足を実現した」と語っている。
“アディダス ボストン”シリーズは、世界最古のマラソン大会である、ボストンマラソンに優勝者にインスパイアされ、1982年に発表したランニングシューズ。