今季の「楽天 ファッション ウィーク東京」も、注目のニュースやトピックスが目白押し。タイトルスポンサーの楽天グループによる支援プログラム「バイアール(by R)」ではポール・スミス(Paul Smith)が来日した。東京デザイナーが駆けつけ、大先輩デザイナーとの交流を楽しんだ。また、新たな可能性を見いだす派生ラインやコラボも登場した。(この記事は「WWDJAPAN」2025年3月31日号からの抜粋です)
1. ポール・スミスと東京デザイナーの
ミート&グリートが実現
実に14年ぶりに日本でショーを行った「ポール・スミス(PAUL SMITH)」は、東京国立博物館表慶館で「バブアー(BARBOUR)」とのコラボアイテムを含む、ひねりの効いた英国トラッドスタイルを披露した。ショー後には、楽天の招待により来場した東京デザイナーたちとポールが交流。彼らは、ポールと彼のクリエイションからどのような学びを得たのか。
テーラードやハンティングなどに感じる英国クラシックのスタイルに差した色がきれいに効いていた。ポールさんは年齢を感じさせない若々しさとエネルギッシュな雰囲気を持ち、とても優しい紳士だった。
(写真左)寺田典夫「ヨーク(YOKE)」デザイナー
裏地の配色から仕立てまで抜かりのなさに感動。確立されたスタイル、クオリティーの高さには圧倒的な“余裕”を感じた。スタイリングについて、生活の中で自然に起きる着崩れを表現したと答えてくれた。
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