ビジネス

ストライプの社外取締役に元ソニー社長と元LINE社長が就任

 ストライプインターナショナル(旧クロスカンパニー)は4月21日の定時株式総会で、クオンタムリープの出井伸之・代表取締役ファウンダー&CEOと公益財団法人21世紀職業財団の岩田喜美枝・会長、Cチャンネルの森川亮・社長の3人を社外取締役に選任したことを発表した。

 石川康晴ストライプインターナショナル社長は、「ソニーの元CEOとしてグローバル事業展開における経験を豊富に持つ出井氏、資生堂の元副社長でダイバーシティに見識の深い岩田氏、LINE前社長でIT事業に長けた森川氏を社外取締役に迎えることができ、非常にうれしく思う。当社にない経験・知見を持つ3人から忌憚のない意見をいただくことで、コーポレートガバナンスを強化するだけではなく、株式上場(IPO)やグローバル展開に向けた柔軟かつ大胆な事業展開や経営判断を行っていきたい」とコメントしている。

 出井クオンタムリープ・ファウンダー&CEOは、1937年東京都生まれ。60年ソニー入社後、95年〜2000年まで社長兼最高執行責任者、00〜05年まで会長兼グループCEOを歴任した。その後、06年9月にコンサルタント会社、クオンタムリープを設立。公益財団法人21世紀職業財団の岩田会長は、1947年香川県生まれ。71年労働省(当時)入省。女性労働問題や国際労働問題を担当(ILO日本政府代表など)し、厚生労働省雇用均等・児童家庭局長を最後に2003年退官。同年に資生堂に常勤顧問として入社後、取締役執行役員、取締役常務を経て08年代表取締役副社長に就任。12年6月退社。森川Cチャンネル社長は、1967年神奈川県生まれ。89年日本テレビ放送網入社。ソニーを経て2003年にハンゲームジャパン(現LINE株式会社)に入社し、07年11月に社長に就任。15年3月退社し、4月に動画配信サイト、Cチャンネルを設立。

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