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連載 エディターズレター:BEAUTY ADDICT 第53回

リニューアル後も“変わらない”安心感

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リニューアル後も“変わらない”安心感

イスラエル発「サボン(SABON)」が1997年に誕生した主軸商品“ボディスクラブ”が、27年ぶりにリニューアルしました。新たに死海の湖水、大小異なる2種類の死海の塩を配合したことで、既存品に比べカリウムが5倍、マグネシウムが35倍になりました。畠山喜美恵サボン ジャパン社長CEOにこのタイミングでリニューアルした狙いを聞いたところ、「2022年はブランド誕生25周年、23年は日本上陸15周年、今年も大きな山を作りたかった」ことからブランドを象徴する“ボディスクラブ”をリニューアルしたそうです。同商品はコロナ禍でおうち美容に適した商品として人気を集め、19年に対して23年度の売上高は2倍と飛躍。商品、ブランドの認知度も上がったとのこと。

ブランド全体の主要顧客層は25〜35歳ですが、同商品に関しては25歳以下からの支持が拡大。SNSをみると「肌のザラつきと潤い感がかわる」「肌の艶、質感が驚く程違う」「香りも気に入っている」という声が散見されます。香りは10種を用意しているのですが、香りの評価が高いことから、変えることなく踏襲したそうです。リニューアルを機に香りもブラッシュアップするケースがある中で、あえて変えず機能性だけを高めたことに愛用者離れという懸念はなくなります。

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