
ヨドバシカメラが6月30日、関東最大となる「ヨドバシカメラ マルチメディア池袋」をオープンしました。まず驚かされたのは、そのスケールです。ヨドバシ史上日本一という化粧品の品ぞろえを誇り、化粧品・美容家電の売り場は端から端まで歩けば3分以上はかかりそうな広さでした。その広さゆえに、売り場の見せ方も独特です。
「化粧品」「シャンプー」「フレグランス」「ヘアケア・ドライヤー」と、極太のゴシック体で力強く掲げられたサインは、まるで「!」が並んでいるかのような勢い。遠くからでも一目で売り場が分かる視認性を備えながら、家電量販店らしい圧も感じさせます。隣接する西武池袋本店ではまず見られないであろうビジュアルで、同じ建物の中にありながら、売り場づくりの思想の違いが色濃く表れていました。
一方で、細かな配慮も見受けられます。女性客の利用が多い立地を踏まえ、什器は手が届きやすい高さに設計され、通路幅も十分に確保されています。ベビーカーでも移動しやすく、窮屈さを覚えることはありませんでした。ただ、実際に歩いてみると、「広ければ広いほど買い物がしやすいのか」という疑問も浮かびます。
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