ビューティ
連載 エディターズレター:FROM OUR INDUSTRY

“雰囲気写真”って大事かも

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「カルチャー」という言葉が気になっています。あ、皆さんはずっと前からでしょうか(笑)?

きっかけは、来週発売する「WWDJAPAN」のメディア特集。コンデナスト・ジャパンの北田淳社長が、「これからはカルチャーを生み出したい」と教えてくれたことでした。「ヴォーグ ジャパン(VOGUE JAPAN)」や「GQ ジャパン(GQ JAPAN)」「ワイアード(WIRED)」で生み出すのは、雑誌や、ウェブサイトやSNSのコンテンツ、イベントだけではなく、カルチャーだというのです。

正直、この話を聞いただけでは、ピンと来ないかもしれません。けれど合わせて他媒体、特に「レオン(LEON)」や「ヴィヴィ(ViVi)」に話を聞くと、「あ〜、こういうことなのかしら?」と思えるようになりました。私の解釈については、来週号をご覧くださいませ。

ビューティの世界で言えば、韓国発のフレグランスブランドは、カルチャーの発信が上手な印象です。上の記事で語っていますが、今アップカミングな代表例は「ノンフィクション(NONFICTION)」、そして「タンブリンズ(TAMBURINS)」です。日本ではセレクトショップが扱っていたり、まだまだ流通は限定的なので口コミが多かったり、想像を掻き立てるミニマルなムードだったりが影響していると思いますが、とにかくカルチャーのムードが漂うから、「なんか良さそう」とか「カッコよさげ」的な印象につながっています。

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7月22日号の「WWDJAPAN」は百貨店特集。 個人の価値観が多様化し、コロナを経てオンライン消費がますます浸透しました。百貨店という業態の存在意義すら問われる中、それでも人が集まる店の条件とは何か。決め手は、品ぞろえでも立地でもなく、情熱と個性を持った“人”の存在。百貨店が元々持っていた強みに光を当てたり、その枠を超えて新分野を開拓したりと、編集力やアイデアを駆使して売り場を面白くしようとする…

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