ファッション
特集 若きクリエイターの肖像

ユナイテッドアローズ2年目で販売員と本社職掛け持ち 若年層に刺さる企画販促【特集:若きクリエイターの肖像】

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四谷奈々可(よつや・ななか)/商品企画 プロフィール

1998年7月7日生まれ石川県出身。バイヤーになる夢を持ち、文化服装学院ファッション流通専攻科に入学。在学中はランウエイショーのモデルも経験。卒業した2020年4月にユナイテッドアローズに新卒入社し、「ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ」渋谷公園通り店、「ユナイテッドアローズ」渋谷スクランブルスクエア店で販売スタッフとして勤務する。21年冬から「ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ」次世代ラインの企画を掛け持つ。23年春から店舗を離れ現職。趣味は週末のサウナ巡り

四谷奈々可さんは、ユナイテッドアローズ(UA)主力ブランドの一つ「ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ(BEAUTY & YOUTH UNITED ARROWS 以下、BY)」の20代向けEC限定ラインを企画している。“WEB ONLY ITEMS from new age”と冠した同ラインは、2022年春夏に始まった。立ち上げ時、四谷さんは「ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)」渋谷スクランブルスクエア店で販売員をしていたが、ファッションへの熱意や行動力が本社から評価され、新ラインの企画担当として声がかかった。「面白そうだ」と、店舗と本社で勤務するダブルジョブ制度で、販売員をしながら本社勤務を始めた。なお、入社1年半で同制度の採用は異例だ。(この記事は「WWDJAPAN」2023年7月17日号からの抜粋で、無料会員登録で最後まで読めます。会員でない方は下の「0円」のボタンを押してください)

ゼロからスタートの新ライン
同世代に向けた企画販促で奏功

四谷さんが手掛ける新ラインは、主力ブランドの派生とはいえゼロからのスタートだった。四谷さんは学生時代に服作りの基礎は学んだが、実際に商品を企画することに苦労した。「最初は素材見本を見てから出来上がるまでをうまく想像できず、イメージと違うサンプルが上がってくることが多かった。でも好きなことを仕事にできているという楽しさの方が大きくて、先輩たちに学びながら自分の理想を少しずつ落とし込めるようになった」。

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