ユナイテッドアローズが展開する「ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ(BEAUTY & YOUTH UNITED ARROWS)」は8月10日、アーティストの森本啓太の作品をモチーフにした限定グッズを発売する。金沢21世紀美術館で現在開催中の展覧会“アペルト19 森本啓太 what has escaped us”とのコラボレーションである本企画は、Tシャツ(ブラック、ホワイト、各7700円/S〜XL)、トートバッグ(ブラック、ホワイト、各7150円)、キャップ(ブラック、ホワイト、各5500円)、折りたたみ傘(5500円)、マグネットセット(1210円)の全5アイテムを用意。金沢21世紀美術館のミュージアムショップで取り扱い、「ユナイテッドアローズ」オンラインでは8月19日以降に随時発売を予定している。
森本啓太の世界観を表現した洗練されたデザイン
Tシャツは、森本の作品に頻出する自動販売機にフォーカスし、前と後ろで同じ作品を切り抜いてデザインした。作品を切り抜いて縫い付けたようなポケットが特徴のトートバッグは、切りっぱなしの仕様が経年劣化を楽しめ、マチのないフラットな形はさまざまなスタイルに馴染む。公衆電話をモチーフにしたプリントワッペン付きの6パネルキャップは被りがやや深めの形で、フロントに個展タイトルをグリーンカラーで刺しゅうした。折りたたみ傘は晴雨兼用を採用し、傘の内側に作品を大胆にプリントした。森本の作品に登場する公衆電話に着想を得て、テレホンカードのデザインを落とし込んだ4枚セットのマグネットは、アートを身近に楽しんでほしいという願いが込められている。なお、Tシャツ、バッグ、キャップには、ハガキサイズの書き下ろしイラストが付属する。
プロフィール
森本啓太は、1990年大阪生まれの現代アーティスト。2012年にオンタリオ州立芸術大学を卒業し、現在は東京を拠点に歴史のもつ深みと現代的な複雑さが共鳴する作品を生み出している。今回の展覧会は10月5日まで開催されており、ペインティングの大作や最新の抽象画シリーズに加え、初めて挑む立体作品などを展示。鑑賞者の記憶や感情に訴えかける構成で森本の世界観を体感できる。