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渋谷109は“やみかわ系”がけん引 ラボとの連携で若者のニーズをつかむ(2021年下半期)

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 コロナ禍で最も影響を受けたのは若者の消費ではないだろうか。そもそも消費傾向がつかみづらいとされる若者をターゲットに、渋谷109はZ世代のインサイトをリサーチする「渋谷109ラボ」との連携でキャンペーン企画やSNS運用を効果的に行っている。SHIBUYA109エンタテイメントの丸山康太SHIBUYA109渋谷店総支配人に聞いた。

WWD:2021年7〜12月を振り返ると?

丸山:20年はセールができず、21年はできたため、7月は非常に良かったが、8、9月と第5波の影響が非常に大きく、厳しかった。緊急事態宣言解除後のリベンジ消費を期待していたが、10、11月もそれほど客足が戻らず、12月になってドンと戻ってきた。25日はコロナ禍で最高の入館者数をマーク。12月は入館者数も売り上げも前年同月比130%近くになり、今年1月も前半は非常に好調だ。しかし、19年度比でいうと半期で入館者数は50%くらい、売り上げも60%ぐらい。40周年で、最高入館者数を達成した非常に良かった年との比較になるが、回復はまだまだだ。

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