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日本の美容医療は年配層への提案が市場拡大の鍵【今週のビューティ展望】

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 ビューティ・インサイトは、「WWDJAPAN」のニュースを起点に識者が業界の展望を語る。今週は、若年層を中心に盛り上がる日本の美容医療市場と紙の活用の広がりの話。

【賢者が選んだ注目ニュース】
なぜ今、美容医療が盛り上がっている?
「ルルルン」がロゴとパッケージをリニューアル 紙素材の容器を採用

 前回は、中国では美しい容姿に関する価値基準として若者を中心に「顔面偏差値」があり、それを高めるために美容医療市場が急激に伸びていることについて触れた。そして今回は日本の美容医療市場について。

 「WWDJAPAN」2021年9月27日号にある美容医療の口コミ・予約アプリ「トリビュー」のネット調査(10〜20代女性の3000人)によると、今まで美容医療・整形を検討したり施術を受けたりしたことがある人は2.5人に1人(全体の約40%)で、20代女性は約2人に1人(43%)という結果になった。若年層を中心に美容医療の盛り上がりが感じられるが、それと共に情報の透明性が求められるようになっている。もともと医療系は口コミがほとんどない状態だったが、20年にリクルートライフスタイルが運営するサロン検索・予約サービス「ホットペッパービューティー」が、美容クリニックのカウンセリング予約サービスを開始。こうした検索大手の参入も、美容医療の市場がさらに広がる一因となっただろう。

 また矢野経済研究所の美容医療市場に関する調査によると、2017年は14年比14.8%増の3252億円、19年には17年比25.2%増の4070億円になったと推計。さらに、コロナ禍のマスク着用生活の間に施術したいという思いも重なり市場が拡大している。

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