ビジネス

「ベイプ」に英ファンドが投資 海外展開やECを強化

 英投資会社CVCキャピタル・パートナーズ(CVC CAPITAL PARTNERS以下、CVC)は6月3日、「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®以下、ベイプ)」への投資を発表した。投資額などの詳細は明らかにされていない。

 「ベイプ」を展開するノーウェア(NOWHERE)は、2011年に香港のアパレル企業I.Tリミテッド(I.T LIMITED以下、I.T)におよそ280万ドル(約3億円)で買収された。その後、I.TはCVCと手を組んで自社株買いを行うことを20年11月に発表し、21年4月に株式を非公開化。I.Tのシャム・カー・ワイ(Sham Kar Wai)会長兼最高経営責任者らの創業者一族がその50.65%を、CVCが49.35%を保有することになり、「ベイプ」はこれを機にI.Tから独立した。今回の投資によってCVCは「ベイプ」の共同経営権を取得しており、同ブランドの中国や米国、欧州市場などでの事業拡大を狙うほか、ECを強化する。

 CVCのヤン・ジャン(Yann Jiang)=ディレクターは、「『ベイプ』はストリートウエアの定義を作り出したアイコニックなブランドで、熱心なファンベースを持っている。シャム会長および『ベイプ』チームと組むことができ、大変うれしく思っている」と語った。

 I.Tのシャム会長は、「『ベイプ』のこれまでの成長を誇らしく思っている。さらなる長期的な成長に向けてブランドを変革するに当たり、CVCは適切なパートナーだ」と述べた。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2022年春夏速報第二弾は、注目の3大ムードを解説 日本から唯一現地入りしたビームスのリポートも

今週号は、日本からパリコレ入りしたおそらく唯一のショップ関係者であるビームスの戸田慎グローバル戦略部長によるパリコレダイアリーからスタート。来年本格始動する海外ビジネスのために渡航した戸田部長が目にしたパリコレ、展示会、パリの街並みをお伝えしつつ、そこから感じたこと、業界人がみんなで再考・共有すべきファッションへの想いを存分に語ってもらました。トラノイやプルミエール・クラスなどの現地展示会の雰囲気…

詳細/購入はこちら