ファッション

LINEがリアル店舗のDXに本腰、オンライン接客の「スタッフスタート」導入

 LINEは、バニッシュ・スタンダード(VANISH STANDARD)のオンライン接客支援サービス「スタッフスタート(STAFF START)」との連携した「LINEスタッフスタート」を今秋からスタートする。「スタッフスタート」はスマホなどで撮影した販売員コーディネートを気軽かつ簡単にネット通販につなぎ込めるサービスで、現在1200ブランドが導入、2020年の年間の流通総額は約1100億円に達している。導入ブランドは、アパレルの販売員が中心に、コスメや食品、インテリアなどにも広がっている。LINEとの連携により、これまで販売員が自発的にLINEやインスタグラムなどのSNSのプライベートアカウントで行っていた顧客とのやり取りも、公式アカウントを通じた接客が可能になり、企業側が管理しやすくなり、販売員側にも売り上げへの貢献が可視化されるようになる。本日開催のLINE BIZ DAYで発表したLINEの池端由基執行役員は「オンラインとオフラインの垣根がなくなる中、このLINEスタッフスタートで接客もその垣根をなくしたい」と語る。

 「LINEスタッフスタート」では、すでに「スタッフスタート」を利用している約7万人超の販売スタッフはLINEの公式アカウントを所有できるようになり、チャット機能だけでなく、ビデオ通話やライブコマース機能も使用できるようになるという。

 バニッシュ・スタンダードの小野里寧晃社長は「中には『スタッフスタート』を活用して月間9000万円もの売り上げを作る販売員もいる。『スタッフスタート』は、販売スタッフの活躍できる場はリアル店舗だけでなく、ECにもあるという信念を持って立ち上げたが、
8800万人が利用する強力なコミュニケーションインフラであるLINEと連携することで、販売員の売る力はさらに拡張でき、新たな時代に突入する」という。

 両者は提携を通じ、家電なども含めた小売業に加え、今後はサービス業分野への拡大も目指す。

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