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「アメリ」が表参道にビンテージショップを出店 11月にオープンした上海店は月商1500万円ペース

 ECが主販路のウィメンズブランド「アメリ(AMERI)」を運営するビーストーン(黒石奈央子最高経営責任者=CEO)は12月19日、東京・表参道地区にブランドビンテージアイテムに特化したショップ「アメリ ヴィンテージ(AMERI VINTAGE)」をオープンする。これに先駆け、11月16日には中国・上海の商業地、新天地に海外1号店を出店しており、これで実店舗は代官山、新宿ルミネ2、心斎橋と合わせて5店になる。

 インスタグラムでの発信力を強みに、同社はコロナ禍の20年7月期も売上高が前期比10%増の33億円となるなど好調に推移している。表参道店は東急プラザ原宿にほど近い建物の2階にオープンし、売り場面積は約66平方メートル。表参道店でも「アメリ」を扱ってほしいという要望がファンから多数出そうだが、同店は「シャネル(CHANEL)」「セリーヌ(CELINE)」などのビンテージアイテムのみを扱い、「アメリ」は販売しない。代官山に1号店を出した当初のコンセプトもビンテージアイテムのセレクトショップだったが、オリジナルの「アメリ」の反響が大きくなり、「アメリ」を中心にビンテージアイテムを差し込む今の形になっていた。「2014年のブランド設立から6年目となった今、原点回帰して、改めてビンテージショップをオープンしたいと素直に思った」と黒石CEO。

 11月に出店した上海店は、現地の大手セレクトショップ「I.T」なども出店するビルの2階にある。売り場面積は約132平方メートル。「オープン以来の売り上げは計画通りに推移している。月額100万元(1500万円)の売り上げが継続的に見込める」と広報担当者。16日のショップオープンには、現地SNS「ウェイボー(WEIBO)」などで10万人以上のフォロワーをもつインフルエンサーなどを招待した。「もともと越境ECの『Tモール グローバル』でブランドを知っていて、それを実際に試着できるということで来店した客も多かった」という。「Tモール グローバル」での販売は12月末をめどに終了し、「Tモール」に21年2月末に出店する予定。中国でも、日本と同様に主販路はECとしていく考え。

 上海で人気の商品は、ニットベストをレイヤードしたロングシャツ(日本での小売価格2万円)やオリジナルのアート柄プリントのワンピース(2万2000円)、スーパー110のウール糸を使用したダッフルコート(3万7000円)など。現地での販売価格は日本の約1.5倍。

■「AMERI VINTAGE」表参道店
住所:東京都渋谷区神宮前4-31-5、2階
営業時間:11時~20時(※12月19日オープン予定)

■「AMERI」上海新天地店
住所:上海市黄浦区区兴业路123弄6号2楼01单元 上海新天地时尚1、2階

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