ビューティ

「アメリ」の黒石デザイナーが、「ボビイ ブラウン」のアンバサダーになった理由

 「ボビイ ブラウン(BOBBI BROWN)」は、ベストセラーのファンデーション「インテンシブ スキン セラム ファンデーション SPF 40(PA++++)」の発売5周年を記念し、全ての女性が自身の魅力に気づいて自信に満ちてほしいとの願いを込めた「#これが私の美しさ」キャンペーンを始動した。「アメリ(AMERI)」の黒石奈央子クリエイティブディレクターは、このメッセージを体現する4人のアンバサダーの1人に選ばれ、自身のブランド以外の活動に取り組んでいる。アンバサダーを引き受けた理由を聞いた。

WWD:他ブランドのアンバサダーを務めるのは初めてと聞いたが、なぜ、「ボビイ ブラウン」だったのか?

黒石奈央子クリエイティブディレクター(以下、黒石):「アメリ」の世界観の原点は、「ボビイ ブラウン」発祥の地、ニューヨークなんです。ファッション業界を志して世界を旅したとき、ニューヨークの自由なムードに刺激を受けました。「みんな、素直にファッションを楽しんでいるな」と思って。そこで「日本のファッションの魅力をニューヨーク、そして世界に」と志してブランドを立ち上げ、最初の目標を「ニューヨークにショップを構える」にしたんです。「ボビイ ブラウン」には、「自分を持った女性」という自分に近いイメージがありました。だから「どうしよう?」より、「面白そう!!やってみたい!!」が先行したんです。コスメブランドとのコラボレーションは初めてでしたが、ノベルティーまで作って楽しみました。

WWD:「インテンシブ スキン セラム ファンデーション」の感想は?

黒石:個人の肌を否定して覆い隠すのではなく、肌に寄り添いつつ、より良くしてくれるファンデーションですね。

WWD:悩みを、その人らしく解決するサポートをするブランドとして、「ボビイ ブラウン」と「アメリ」は近い気がする。

黒石:「アメリ」は、シルエットを最重要視しています。私自身が「背が低い」というコンプレックスを抱えていて、全ての商品は自分が着るし、さまざまな体型の女性に試していただきます。自分が着てみないと、その良さはわからない。着てみて「あ、カワイイ」と思えることが大事。思えないときは、「どこが可愛くないのか?」と考えます。それが、お客さまに支持されている一番の理由だと思います。

WWD:そのほかコレクションには、どんな「自分らしさ」を込めている?

黒石:お話しした通り、ファッションをカテゴライズせずに楽しむニューヨークのムードに刺激を受けていますから、ドレスからミリタリー、デニムまで、いろいろ提案します。細分化が進む、日本のファッション業界の流れには反しているかもしれませんね。お客さまに楽しんで欲しいので、1年前に売れた商品は敢えて作らず、違うものを提案することもあります。MDは「売れ筋を作って!!」と思っているかもしれませんが、私は「また、同じの出すの!?」って思っちゃう。実は1年前、初めて売り上げを思った以上に伸ばせなかった時があったんです。前年は超えましたが、私はもっと上を目指していた。理由を考え、「自分を超えられなかったから」と結論づけました。そこで今は、アイコニックな“バックコンシャスシリーズ”さえ大プッシュしなくなりました。お客様がいるので作り続けていますが、私は現状に満足せず、面白いものを探し続けたい。新しいアイテムが“バックコンシャスシリーズ”以上のヒット商品になれば、と思っています。2019-20年秋冬は、フレアのウールコートがよく売れました。進み続けること。「#これが私の美しさ」ですね。

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