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【ミヤシタパーク見どころ7】源馬大輔がキュレーションする「トキオン」は東京の“偏愛カルチャー”を世界に発信

 三井不動産による東京・渋谷の複合施設「ミヤシタパーク」が、7月28日から段階的にオープンする。ラグジュアリーブランドやストリートブランドなどのほか、レコードやアートなどのカルチャー、ビューティ、全長100mに居酒屋やレストランが集まる「渋谷横丁」など、個性的な90店舗が入る。

 INFASパブリケーションズとジュンによる合弁会社のトキオン(TOKION)は、2階に「トキオン ザ ストア(TOKION THE STORE)」を出店した。同時に日英バイリンガルのデジタルメディア「TOKION」を立ち上げ、海外発送対応のECもスタート。メディアを主体としたプロダクトやショップではなく、あくまでも「トキオン」というプラットフォームの中で、デジタルや雑誌、プロダクト、ショップなどさまざまな形を通して東京のカルチャーを世界に発信していきたい考えだ。INFASパブリケーションズがメディア運営を、ジュンがプロダクト生産や店舗運営を担う。

 キュレーターとして参加する源馬大輔は「プロダクトの根本的な部分がメディアを通して伝えられるのは魅力的だ。『トキオン』という表現で、プロダクトアウトに落とし込む場合もあるし、メディアでコンテンツを発信する場合もある。他業種ではできないことにチャレンジしたい。実験的なことを行っていく」と話す。また、プロダクト部分の責任者を務めるジュンの太田浩司執行役員は「多面体の中の一面がメディアでありプロダクトであり、さまざまな面がある。プロダクトとメディアを本気で同じ目線でやっていくことに面白さがある」と、相互作用で生まれる新しいアイデアにも期待する。

 ショップには、「カルチャーを偏愛する全ての人に向けて」という意味を込めたメッセージ“HELLO, STRANGER!”の文字。看板は雑誌のA4変形版(297mm×232mm)と同じサイズで、ロゴはタイトルをイメージして配置した。レコードラックのような什器には、レコード風にパッケージしたオリジナルアイテムなどを並べる。店内中央には、フラワーアーティストの東信が主宰する「AMKK」のプロジェクト「フラワーショップ希望(FLOWER SHOP KIBOU)」が8月2日までポップアップイベントを開催している。

 オープン時には「AMKK」とコラボしたグッズや、LAのアーティスト、ジェフ・マックフェトリッジ(Geoff Mcfetridge)が描き下ろした“動詞”がモチーフのグッズ、「ザ・サルベージズ(THE SALVAGES)」によるロックバンドのジーザス&メリーチェイン (The Jesus and Mary Chain) とプライマル・スクリーム(Primal Scream)のTシャツなどを並べるほか、“HELLO, STRANGER!”をプリントしたTシャツやマグカップ、サングラスといったオリジナルアイテムや、トラヤカフェのあんスタンドとコラボした「トキオン」別注のミニアイスバーなどを用意する。今後も新しいコラボレーションアイテムに加え、音楽や食、家具など、「トキオン」のフィルターを通してさまざまなコンテンツを発表していく予定だ。