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追記:資生堂、サステナブルなモノ作りの自然派コスメ「バウム」開発

 【追記8月31日】「バウム(BAUM)」は、1号店を6月17日にタカシマヤ ゲートタワーモールにオープンし、直近では8月28日にルクア大阪に開設。現在4店舗を展開中だ。初月の売り上げから計画を上回っており好調に推移。中心顧客層は20~30代で男性の割合も多く、ジェンダーニュートラルなブランドとして受け入れられているという。
 初年度は日本のみで発売し、今後はアジア地域への展開も視野に入れる。
 
 【追記5月14日】新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、お客と従業員の健康と安全確保のため「バウム」発売日を20年初夏に延期することを決定しました。同時に、5月に伊勢丹新宿本店とニュウマン新宿、6月にJR ゲートタワー名古屋でオープン予定だったポップアップ店舗も延期します。今後の発売日や店舗情報については、決まり次第オフィシャルサイトで案内する予定です。

 資生堂は5月30日、“樹木との共生”をテーマに掲げるナチュラルスキンケアブランド「バウム(BAUM)」(全45品、600~1万円※編集部調べ)を同日に開業するニュウマン横浜や百貨店などで発売する。

 同ブランドは“樹木の力”に着目し、日本人が古来大切にしてきた「自然との共生」という思想に根差したモノ作りを基本とする。“貯水”“成長”“環境防御”3つの働きにフォーカスし、年齢や性別を問わず健やかな肌をサポートする。全ての商品でパラベンやシリコーン、合成着色料を使用せず、90%以上を自然由来の素材で構成する。また、香りも樹木由来の天然香料を中心に調合し、森林浴のような心地よさと心身の調和を提供する。

 製品のラインアップは、クレンジングオイルや洗顔料、化粧液、クリームといったスキンケアのほか、ハンドソープ、ルームフレグランス、オーデコロンなどボディーケア、エコバッグなどの雑貨など豊富に扱う。

 パッケージは木製家具メーカーのカリモク家具と協業し家具の製造工程で発生する余った木材を再生利用。東北や北海道地方で採取される良質なオーク(ナラ)を無駄なく生かし、一つ一つが木目や色味の異なる仕様となる。一部プラスチック容器にはバイオPETを、ガラス容器にはリサイクルガラスを用いる。そのほか、レフィル商品の積極的な導入や、ショッピングバッグの提供を行わず、希望者にエコバッグを販売するなど、環境負荷の軽減に取り組む。店舗も“樹木の恵みと出合う場所”をコンセプトに設計。上質なくつろぎの時間と、商品の香りに癒されるような空間を提供する。

 同社は、世界的にSDGs(持続可能な開発目標)の実現に向けた取り組みが奨励されている中で、「BEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLD(ビューティーイノベーションでよりよい世界を)」を企業理念に掲げ、100年先も持続的に輝き成長し続ける企業として、社会課題の解決や環境負荷軽減などを推進する。これまでクリーンビューティを謳う米国発の「ベアミネラル(BAREMINERALS)」や「ドランク エレファント(DRUNK ELEPHANT)」を買収し展開しているが、オリジナル開発の「バウム」を手掛けることで、本業であるビューティービジネスそのもので人々が幸せになるサステナブルな社会の実現を目指す。

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