ファッション

欧州委員会が競争法違反でナイキに約15億5000万円の制裁金

 欧州委員会は3月、EU競争法違反を理由にナイキ(NIKE)に対して1250万ユーロ(約15億5000万円)の制裁金を課した。

 ナイキは2004年7月から17年10月の期間中、小売業者にナイキが扱うサッカークラブ関連のライセンス商品を国外で販売することを禁止し、同様の行為を行う業者に対して契約を解除すると主張していたという。ナイキのこの行為は、消費者から選択の自由を奪い、価格を高騰させたという。

 欧州委員会のマルグレーテ・ベステアー(Margrethe Vestager)委員は、「(ナイキに対する制裁は)EU単一市場の利点を小売業者や消費者が最大限に享受するための判断だ」とコメントした。ナイキからはコメントは得られなかった。しかし欧州委員会によると同社は「法的義務を越えて」調査に協力したとして制裁金の40%を減額されたという。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

韓国ブランドの強さに迫る 空間と体験、行き渡る美意識

日本の若者の間で韓国ブランドの存在感が増しています。K- POP ブームが追い風ですが、それだけでは説明できない勢い。本特集では、アジアや世界で存在感を示すKブランドや現地の人気ショップの取材から、近年の韓国ブランドの強さの理由に迫ります。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。