ファッション
特集 パリ・コレクション2026-27年秋冬 第4回 / 全6回

「ディオール」や「ルイ・ヴィトン」が見せた、自然と都会を結ぶクリエイション

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「ディオール」や「ルイ・ヴィトン」が見せた、自然と都会を結ぶクリエイション

自然界からのインスピレーションやアウトドアウエアの要素を都会的な装いと結びつけるクリエイションも目立った。「自然光の下でも成り立つ洋服が作りたかった」というジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)による「ディオール(DIOR)」を筆頭に、気候や周囲の環境により進化する衣服に目を向けた「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」やデザイナー自身のライフスタイルを反映した「マメ クロゴウチ(MAME KUROGOUCHI)」まで、向き合い方はさまざま。演出にも自然とのつながりの表現が見られた。(この記事は「WWDJAPAN」2026年3月23日号からの抜粋です)

「ディオール」

自然体で自然に囲まれる
パリ市内の庭園が着想源

ジョナサンによる2度目のウィメンズ・プレタポルテは、1カ月前に発表した26年春夏クチュールとシンクロ。チュイルリー庭園を舞台に開催したショーは、自然の中でパリ市民が何気ない交流を交わすかのように、クチュールに通じる自然のモチーフを詰め込んだ洋服をジーンズなどと合わせてカジュアルダウンする。花や花弁を模したパーツやディテールは、金糸や銀糸をたっぷり使った貴族的な素材や卓越したプリーツワークなどのテクニックで成形している。裾をペプラムに仕上げたニットのジャケット、カスケード状のフリルをスパンコール装飾に置き換えたジーンズ、優雅なシルエットをデイタイムに楽しむ楊柳パンツなど、昼の庭園で会話を楽しむこともできるほど、自然体のカジュアルマインド。

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