ファッション

“艶やかさと機能性の両立”がキーワード 2026-27年秋冬パリ・コレクション 有力店バイヤー評

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2026-27年秋冬パリ・ファッション・ウイークは、力強く洗練された女性像が席巻。構築的なジャケットや絞ったウエストによる曲線美に加えて、レースやペプラムをあしらったセンシュアルで官能的な表現も多く見られた。一方で、日常使いできる機能性や着心地の良さも重視。アイコニックなアイテムを柔らかな素材で軽やかに仕立て、メゾンのDNAをモダンにアップデートした「ディオール(DIOR)」と「シャネル(CHANEL)」を高く評価する声が多く聞かれた。ここでは、有力小売店のバイヤーが注目するトレンドを紹介する。(この記事は「WWDJAPAN」2025年3月23日号からの抜粋です)

ギャラリー・ラファイエット

ヴィクトリア・ダルティグ=ウィメンズ&アクセサリー担当バイイング・ディレクター

今季のパリは、セクシーで自信に満ちたフェミニンさがカムバックしていた。少し前までのオーバーサイズで四角いシルエットは鳴りを潜め、ぎゅっとウエストを絞った構築的なジャケットやヒップラインを強調したスカートによる曲線美、細長いシルエットのしなやかなパンツルックなど、シックで洗練された雰囲気が漂う。アウターはミラノに続いてボリューム感のあるフェイクファーが人気で、レザージャケットもタイムレスな定番としてさまざまなブランドで登場していた。足元も、爪先の尖ったパンプスやニーハイのブーツといった色気のあるアイテムが目立った。

「シャネル」「ディオール」「サンローラン(SAINT LAURENT)」「セリーヌ(CELINE)」のいずれも素晴らしいコレクションを披露していたが、今季のムードを最もよく捉えていたのはハイダー・アッカーマン(Haider Ackermann)の「トム フォード(TOM FORD)」と、ピーター・ミュリエ(Pieter Mulier)による最後のコレクションとなった「アライア(ALAIA)」。力強く魅惑的な女性像を、それぞれのブランドらしく表現していた。

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