
スモールマスとは「マスよりも小さいけれど、一定以上の規模を持つ市場」を指すマーケティングの概念。2015年に花王が提唱し、ビジネスパーソンの間で広まっていきました。花王のような大手企業は、以前はテレビCMなどでマスに働きかけるプロモーションが広報戦略の柱でした。ところが消費者の嗜好・悩みが多様化し、SNSを通して同じ嗜好や悩みを持つ消費者同士がつながるようになると、そうした“界隈”に働きかける必要が出てきたのです。
美容室専売メーカーであるミルボンの坂下秀憲社長は年始のインタビューで、ヘアサロン市場でもキーワードとなるのがスモールマスだとし、「例えば髪質改善サロンやハイトーン特化型サロンは完全にスモールマス。美容師が得意な領域や強みを発信し、その情報とお客さまがマッチングしたところにスモールマス市場が生まれる。美容室経営は、一人一人の美容師の興味関心を引き出し、強みを生かした活躍環境を整えることで、豊かな社内労働市場を構築することができる。われわれはそうした美容師が、強みをさらに生かせるようにサポートしていきたい」と語っています。
そのスモールマス市場を意識した新製品が3月12日に、ミルボンのスタイリングブランド「ニゼル(NIGELLE)」から登場します。髪にスプレーするだけで“加工フィルター級”の艶感や、ふんわりとした動きを与え、香りを楽しめる新スタイリングスプレー3品“ミラー フィルター”“エアリー フィルター”“ストップ フィルター”です。
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