ビューティ
連載 エディターズレター:BEAUTY ADDICT 第141回

時代をつくった伊勢丹新宿アポセカリーの再起動

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時代をつくった伊勢丹新宿アポセカリーの再起動

伊勢丹新宿本店地下2階の「イセタン ビューティ アポセカリー(以下、アポセカリー)」が、3月25日に現フロア移設後14年で最大規模の刷新を迎えます。従来のナチュラル・オーガニック中心の品ぞろえにサイエンスやテクノロジーに基づく商品・サービスを掛け合わせ、統合的な視点で美と健康を提案する売り場へ再構築するといいます。

アポセカリーの前身は、2000年に本館地下2階で生まれた「BPQC」です。「BPQC」とは“Bon/Bonne(いい)”“Prix(適正価格)”“Qualite(質)”“Chic(高感度)”の頭文字を取った名称で、伊勢丹のライフスタイルストアおよびプライベートブランド(PB)としてスタートしました。この「BPQC」のナチュラル・オーガニックコスメゾーンが独立・拡大し、現在のアポセカリーにつながりました。「BPQC」立ち上げには、当時カリスマバイヤーと呼ばれた故・藤巻幸大氏や、のちに「コスメキッチン(COSME KITCHEN)」を育てマッシュビューティーラボの副社長を務めた小木充氏(現ニュースケープ代表)らが参画。小宮仁奈子 仙台三越社長 兼 三越伊勢丹ホールディングス執行役員も中心的な役割を担ったそうです。

「BPQC」、そしてアポセカリーが一時代をつくったのは、単に自然派コスメを集めたからではありません。日本のナチュラル・オーガニック化粧品市場は、1970〜80年代の黎明期を経て、90年代に「ザボディショップ(THE BODY SHOP)」の日本上陸などを契機に市場形成が進み、90年代後半には「ロクシタン(L'OCCITANE)」「ジュリーク(JURLIQUE)」など海外勢の上陸が続きました。2000年代以降も外資ブランドの導入が進んだうえで、00年代後半に国産のオーガニック系ブランドが増えたという流れがあります。

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