
メンズ部門では、アリミノのトータルケアブランド「アリミノ メン(ARIMINO MEN)」の“ハード ミルク”が1位に輝いた。同部門は2023年まで「エヌドットオム(N.HOMME)」が5連覇を達成しており、“ハード ミルク”はランクインするものの1位にはなれなかったので、今回は待望の結果といえる。発売して期間が経ってからランキングが上がるというのは、「実際に使って良かった製品」を評価する「ヘアサロン版ベストコスメ」ならではの結果といえる。2位は、中野製薬「モデニカ ナチュラル(MODENICA NATURAL)」の“モデニカ ナチュラル S”が受賞。これまでは“モデニカ ナチュラル J”の受賞が多かったが、メンズスタイルの主流である柔らかな毛先の動きに適した同製品が、時流を受けて浮上した。3位には、前回初めてランクインしたホーユー プロフェッショナル「エトラス(ETORAS)」の“レアバーム”が受賞した。(全てサロン専売品で、価格は編集部調べ)
なお今回の集計方法は、ヘアサロンで扱うプロ用製品を14部門に分類し、50軒の美容師159人に各カテゴリーのベストだと思う製品を選んでもらった。選んでもらった各製品を、効果実感、香り、コストパフォーマンス、パッケージデザイン、使用感、トレンド、店販人気、おすすめのしやすさ、といった項目に分けて、各10点満点で評価してもらい、そのポイントの合計数で各部門の順位を導き出した(製品以外に“サロンモデル部門”“営業スタッフ部門”も有り)。
1位
“ハード ミルク”
「アリミノ メン(ARIMINO MEN)」
束感やカールの質感を作り出すミルクタイプのスタイリング剤。時間が経つとキープ力を発揮する時間差のスタイリングを実現し、長めのヘアでもスタイリングしやすい。ほどよい束感とウェット感を表現する。アンケートの回答には、「ミルクタイプが使いやすい」「柔らかなニュアンスが作れる」といった声があった。(100g、2200円)
2位
“モデニカ ナチュラル S”
「モデニカ ナチュラル
(MODENICA NATURAL)」
柔らかな毛先の動きや、自然なボリューム感を意識したナチュラルな質感のスタイリングアイテム。根元の立ち上がりでナチュラルなボリューム感を演出でき、髪馴染みの良いクリームで、手ぐしだけでも束感を簡単に表現できる。アンケートの回答には、「柔らかな毛先の動きをしっかりキープできる」といった声があった。(100g、2420円)
3位
“レアバーム”
「エトラス(ETORAS)」
適度な艶とゆるやかな動きをさっと作れて、ハンドクリームとしても使える“半生テクスチャー”のマルチユースバーム。潤うのに表面のベタつきは少なく、柔らかな仕上がりへと導く。アンケートの回答には、「伸びと良さと髪馴染みの良さは抜群」といった声があった。(30g、1210円/80g、2640円)
ヘアサロン版
ベストコスメ 2025
「実際に使ってみて良かった製品」を聞いた。