
今年で開設2年目を迎えたパーマ部門の1位に輝いたのは、アリミノの「クオライン(QUOLINE)」で2年連続の1位を獲得した。昨今は、細分化されたカラーやパーマのメニューが増え、ユーザーの髪の履歴やそれによるダメージ具合も多様化している。そのような状況下で1位を獲得した「クオライン」は、まさにさまざまな髪質に対応する種類の多さが支持の要因だ。また、ランクインした「コスメカール(COSMECURL)」「ウトエト(ut-et)」の3ブランドに共通する要素は“柔らかさ”。質感の表現力に幅があるブランドが支持を得るもう一つの鍵になっている。(全てサロン専売品で、価格は編集部調べ)
なお今回の集計方法は、ヘアサロンで扱うプロ用製品を14部門に分類し、50軒の美容師159人に各カテゴリーのベストだと思う製品を選んでもらった。選んでもらった各製品を、効果実感、香り、コストパフォーマンス、パッケージデザイン、使用感、トレンド、店販人気、おすすめのしやすさ、といった項目に分けて、各10点満点で評価してもらい、そのポイントの合計数で各部門の順位を導き出した(製品以外に“サロンモデル部門”“営業スタッフ部門”も有り)。
1位
“クオライン”
「クオライン(QUOLINE)」
くせ毛の個性にアプローチし、しなやかなヘアラインに導く。ストレートやホット系カール、毛先のダメージに対応するラインアップをそろえる。熱ケア成分配合で熱変性による髪の硬化を抑え、潤いをキープし、柔らかい質感の仕上がりをかなえる。アンケートの回答には、「縮毛や縮毛パーマなどさまざまな場面で使用できる。使い馴染みがいいのとスペックも良くて幅広い髪質に対応できるのでとても使いやすい」といった声があった。(1st クリーム全3種、各400g)
2位
“コスメカール プリズムプラス”
「コスメカール(COSMECURL)」
潤いと多彩なカールニュアンスを表現するカーリングローション。保湿・コンディショニング成分を抱え込みながら弾力のあるカールを形成し、キープする。アルカリ度を約40%カットすることで、髪への負担を最小レベルに抑えた。アンケートの回答には、「発売されてから長いが、ずっと理想通りの質感をかなえてくれる。海外の方のような柔らかい質感を再現できる」といった声があった。(全2種、各400mL)
3位
“ウトエト ストレート”
「ウトエト(ut-et)」
ダメージを抑えながらさまざまな髪へのアプローチを可能にした。自然で柔らかな風合いへと導き、質感のコントロールに重点を置いている。アンケートの回答には、「根元の伸びが悪い時にブースト剤として短時間で還元できる点が使いやすい!操作性、仕上がり、ダメージの少なさ、質感、全てにおいて理想的」といった声があった。【医薬部外品】(1剤全3種、各400g/2剤1000g)
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ベストコスメ 2025
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