ファッション

“渋カジ”をけん引した「バックドロップ」が43年の歴史に幕 12月25日で閉店

 リムジンインタナショナル(東京都、奈良岡武義社長)は、東京・渋谷のアメカジショップ「バックドロップ」を12月25日で閉店する。同店はその理由について、「新型コロナを引き金とする長期にわたる景気後退を受け、今後も営業を続けていくことが困難と判断した」としており、今後はオンラインショップに注力するという。

 現在の客層について栗原圭太マネジャーに聞くと、「30~40代が中心だが、“渋カジ”世代の50代もいるし20代もいる。売れ筋は『バンソン(VANSON)』の革ジャンや『ヒューイット(HEWITT)』のスタジャン、『ヴァンズ(VANS)』のスニーカーなどだ」と答えた。

 同店は1977年、渋谷パルコとタワーレコードを結ぶ道路沿いにオープン。1980~90年代の“渋カジ”を代表するショップであり、同店が流行らせた「バンソン」の革ジャンはチーマーを象徴するアウターだった。その後、ファイヤー通りの2階に移転。さらに2014年に現在のコルネット通りに移転した。

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