ファッション

古着店「シカゴ表参道店」が閉店 周辺エリアの再開発に伴い

 原宿シカゴは、ラフォーレ原宿にほど近い神宮前交差点の一角の「シカゴ表参道店」(本店)を3月24日で閉店した。周辺エリアを再開発する「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業」に伴うもので、同社が運営する原宿店、神宮前店、竹下店はこれまで通り営業する。今後、「閉店した表参道店に代わる新店の出店も予定している」という。

 シカゴ表参道店は1983年にオープン。ジーンズやスエットといったアメカジアイテムから着物まで幅広くラインアップし、低価格を売りとしていた。ビンテージウエアと共に現行ブランドの2次流通品を扱うスタイルの先駆けでもあった。またヤシの木とビーチをデザインしたネオンサインは原宿のランドマークだった。

【エディターズ・チェック】
四十路男子の僕にとって、シカゴ表参道店は“いつでもそこにあるもの”だった。田舎の中学生だった僕がドキドキしながらあの階段を下りると、そのたびに圧倒的な量の古着に迎えられた。ECなど考えられない時代であり、同級生からの“軍資金”を預かっては、Tシャツやカーゴパンツを買って“鈍行”に揺られて帰途についたものだ。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

“推したい”!!、全国各地のセレクトショップ17 定石が裏切られた沖縄のストアも一挙紹介

2月17日発売の「WWDJAPAN」は、昨年好評だった「全国各地のセレクトショップ特集」第2弾です。今年は、福島県郡山市から沖縄県那覇市まで17のショップを取材しました。圧倒的な規模感から、こだわりの商品選び、濃くて深い接客と、一方で敷居を感じさせない空間づくり、地方らしいちょっぴりスローな衣食住のライフスタイル提案など、いずれもオーナーや店長、働く人たちの思いが具現化しているからこそ、素直に共感…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。