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MTGが2019年9月期業績予想を再修正 最終赤字は267億円に拡大へ

 「リファ(REFA)」や「シックスパッド(SIXPAD)」などを手掛ける美容機器メーカーのMTGは19日、2019年9月期の連結最終損益が267億円の赤字になる下方修正を発表した。また、14日に予定していながら発表を見送っていた19年9月期決算は、東京証券取引所が定める“決算期末後50日以内の開示”に間に合わないことから再延期を発表。同社は「決算発表の具体的な日程については、決定次第速やかにお知らせする」としている。

 同社は中国での不適切会計処理の指摘を受け、7月にそれまで6億2000万円の黒字としていた通期業績予想を85億円の赤字へと下方修正していたが、今回の再修正により赤字がさらに拡大した。中国での販売減速と韓国での不買運動の影響を受けたほか、「リファ」製品などの在庫の一部に収益性が認められないことから45億円の評価損を計上。そのほか、土地や建物、工具器具備品、ソフトウエアなどで87億円の減損損失を計上した。

 なお、同社は14日の決算発表見送りについて、「当社の会計監査人に対して韓国の取引先の在庫状況に関する通報があり、社内調査を行ってきた。この内容の調査と決算確定までに一定の時間を要するため」と理由を説明している。この問題については引き続き調査を行っており、今回発表のあった連結業績予想数値は、その影響はないことを前提としたものとなる。