フォーカス

西内まりやが20年春夏東京コレクションを取材 ユーチューブチャンネルを開始

 2020年春夏シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京(以下RFWT)」が終わりました。今回も「WWDビューティ」編集部は総出でバックステージに入り、コレクションを支えるヘア&メイクアップアーティストに直撃しました。そのときの様子は「WWDビューティ」11月14日号を見てほしいのですが、ここでは同号のビューティパトロール面でも登場するモデルで女優、アーティスト活動もこなす西内まりやにフォーカス。彼女は11月15日から自身のユーチューブチャンネルをスタートするが、発信する内容は主にビューティ&ファッションになる予定だという。以前からモードへの関心が高く、NYや韓国などのコレクションを観賞(韓国ではモデルとしても参加)してきたが、今回チャンネルの開設を前に初めてRFWTのバックステージにも入り取材したという。西内まりや流のRFWTの見方と、スタート間近のユーチューブチャンネルについて聞きました。

WWD:2020年春夏のRFWTを見た感想は?

西内まりや(以下、西内):NYや韓国以上に、繊細な空気を感じました。例えばリハーサルのときなどにはいい緊張感があって、リハーサル時のライティングに合わせて本番のモデルの肌感を変えるなど、日本人ならではの繊細なバランス感覚を感じました。あと「ボディソング(BODYSONG.)」のバックステージで「M・A・C」シニアアーティストの池田ハリス留美子さんとお話しできたのですが、一つのショーにかける思いに刺激を受けました。

WWD:コレクションを見るのは好き?

西内:好きです。モデルさんが服を着て、前後左右から動いている姿を見られるのが醍醐味ですね。服が風に揺れているときの質感やシルエットが素敵とか、後ろ姿がかっこいいとか、そんなふうに思いながら楽しんでいます。ちなみに、私は人が着ている服を見るのが好きで、普段も街で歩いている人を見てしまうんです。海外では逆に、すれ違う人に「その服どこの?」とか聞かれることが多い。ファッションに対して貪欲というか、楽しみ方を知っているというか、日本もそうなればいいのにと思います。

WWD:今回のRFWTで気になった服やヘアメイクは?

西内:「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」のふわっとしたドレスは、私生活では難しいけど、いつかステージ衣装として着たいですね。「ボディソング」の羽根のようなヘッドピースは、パーティーなどでウイッグと組み合わせて取り入れたい。私はウイッグが好きで、普段から1日だけショートスタイルにしたりオレンジ色にしたりして楽しんでいるんです。そうやって気分次第で髪型を変えるアイデアの一つとして、日常に落とし込みたいと考えています。

WWD:ユーチューブチャンネルを開設するそうですが、その理由は?

西内:私は13歳の頃からファッション誌のモデルの仕事をしてきたのですが、実は当時からユーチューブもやっていて、「足痩せマッサージやります」とか「すっぴんからメイクやります」とか、ビューティ&ファッションの情報をアップしていました。なので、一番“自分らしく発信できる場所”という印象があるんです。私にとってはプライベートと仕事の中間というか、ちょうどいいバランスのメディアですね。モデルという仕事からか、私はクールでツンツンしたイメージを持たれているらしく、よく初対面の人に「思っていたよりぜんぜん気さくですね」とか「そんな感じだったんですね(笑)」とか言われるんです。そうした“リアル”な私も含めて、ビューティ&ファッションの現場の裏側の情報などを発信していく場として、ユーチューブは最適だと考えています。あと、発信した情報が流されて消えていくだけでなく、アーカイブとして残っていくことにも魅力を感じます。

WWD:ビューティ&ファッションのどんな情報を発信していきたい?

西内:今はモード関連の仕事が多く、仕事以外でも“モテ”を意識しない自分らしいスタイルが好きなのですが、中学生の頃から皆がかわいいと思うファッションやヘアメイクを追求してきた経験があります。モードだけだと日常的に使いづらかったり真似しにくかったりするので、そうした経験を生かしてモードからどう日常に落とし込むかを、かみ砕いて伝えるような情報を中心に発信できればと考えています。今日はモテメイク、次は個性的なかっこいいメイクをやってみるなど、ユーザーの興味を探りながら、一緒に楽しんでいきたいですね。