ファッション

アシックスが“走行効率”を求めた新作ランニングシューズ“グライドライド” 大きく反り上がったトゥが特徴

 アシックス(ASICS)は9月27日、“走行効率”の高さをうたった新作ランニングシューズ“グライドライド(GLIDERIDE)”を発売する。価格は1万6000円。メンズが25.5〜29.0cm、30.0cm、31.0cm、ウィメンズが23.0〜26.0cmの展開で、アシックス直営店と公式オンラインストアのほか、全国のスポーツ用品店などで販売する。

 “グライドライド”は、今年2月に約2年の開発を経て発表されたアシックスの意欲作“メタライド(METARIDE)”の一般普及モデルで、初心者から上級者まであらゆるレベルのランナーがターゲットだ。ソールのトゥとヒール部分をロッキングチェアのように反り上がった形状にすることで自然な足運びを実現し、走行時のエネルギー消費につながる足首の過度な屈曲を抑える。また、“メタライド”よりも軽さとクッション性を重視し、ソールの上層にスポンジ素材“フライトフォーム(FLYTEFOAM)”を、下層に反発性が高い“フライトフォームプロペル(FLYTEFOAMPROPEL)”を採用。アッパーは、軽量のメッシュ素材を各部位ごとに組み合わせることでフィット感を高めた。

 26日には都内で発表会が行われ、登壇した原野健一アシックス執行役員兼スポーツ工学研究所所長は、「アメリカで行った試走会では、“グライドライド”を履いた参加者の多くが直前のテスト走行よりも2割近く長い距離を走ることができた。“グライドライド”でランニングをより楽しんでほしい」と述べた。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

原宿・新時代 ファッション&カルチャーをつなぐ人たち【WWDJAPAN BEAUTY付録:中価格帯コスメ攻略法】

「WWDJAPAN」4月22日号の特集は「原宿・新時代」です。ファッションの街・原宿が転換期を迎えています。訪日客が急回復し、裏通りまで人であふれるようになりました。新しい店舗も次々にオープンし、4月17日には神宮前交差点に大型商業施設「ハラカド」が開業しました。目まぐるしく更新され、世界への発信力を高める原宿。この街の担い手たちは、時代の変化をどう読み取り、何をしようとしているのか。この特集では…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。