ビジネス

資生堂の約40人のアーティストが手掛ける「プレイリスト」が年内で販売終了

 資生堂は、世界で活躍する同社所属の約40人のヘア&メイクアップアーティストが監修するメイクアップブランド「プレイリスト(PLAYLIST)」を12月末で販売を終了する。

 同ブランドは、世界のコレクションのバックステージでサポートを行い、求められるスピード感と高い技術力が評価を得ているヘア&メイクアップアーティストの経験を生かして2016年9月にデビュー。肌にグロスを塗布する感覚で使用する“化粧上地”やアイライナーとマスカラが一体化した商品などプロのテクニックが自宅で再現できるアイテムを展開してきた。

 販売チャネルはターゲット層がアプローチしやすい、資生堂の公式eコマース「ワタシ プラス(watashi+)」とネット通販サイト「ロハコ(LOHACO)」「アマゾン(AMAZON)」などを中心として、店舗は「シセイドウ ザ ストア(SHISEIDO THE STORE)」で販売していた。

 同社によると、ヘア&メイクアップアーティスト発のブランドで、主力販路をeコマースとするなど、新たな試みをするブランドとして誕生したが、顧客とのコミュニケーションなどの知見を蓄積できたことから、役割を終えるという。

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