ビジネス

メガネスーパーのビジョナリーHDがマルコリンの日本総代理店を買収

 眼鏡専門店チェーンのメガネスーパーを中核企業とするビジョナリーホールディングス(HD)は、イタリアの大手アイウエアメーカー、マルコリンの日本総代理店であるヴィジョナイズの全株式を取得し、子会社化すると発表した。取得額は公表していない。ビジョナリーHDは近年、関西のシミズメガネや青森県のメガネのタカハシなど眼鏡チェーン店のM&A(企業の合併・買収)を重ね、積極的な事業拡大を図っている。

 ヴィジョナイズは、マルコリンが手掛ける「トム フォード アイウエア(TOM FORD EYEWEAR)」や「モンクレール ルネット(MONCLER LUNETTES)」などのアイウエアのほか、マルコリンとLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)との合弁会社ティリオスの取り扱いブランド「セリーヌ(CELINE)」の販売もしている。また、アイウエアショップのアイスタイルを東京・神宮前、ギンザ シックス、名古屋などで5店舗を運営しており、2017年12月期の売上高は12億円、営業利益は2億8000万円だった。

 ビジョナリーHDのマーケティンググループ担当者は、「海外のラグジュアリーブランドの取り扱いは、これまで当社になかった分野であり、大きな相乗効果を期待している」とコメントした。株式譲渡実行日は8月31日を予定しており、「役員の異動など、現段階での新しい動きはない」としている。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2024-25年秋冬パリコレ特集 デザイナーたちからの提案「何気ない日常を特別に」

3月18日発売号の「WWDJAPAN」は、2024-25年秋冬パリコレクション特集です。2月末から3月にかけて約100ブランドが参加して開催されたパリコレを現地取材し、その中で捉えた次なる時代のムード、デザイナーの視点をまとめました。ファッションデザイナーたちから届いた大きなメッセージは「何気ない日常を特別に」。戦争、物価高騰、SNS疲れと私たちを取り巻くストレスはたくさんありますが、こんな時代だ…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。