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ハースト婦人画報社が音声ビジネスに参入 「婦人画報」が「アレクサ」で“京の音”を提供 

 ハースト婦人画報社が発行する「婦人画報」は、アマゾン(AMAZON)の音声認識機能「アレクサ(ALEXA)」に対応したサービス「婦人画報の京都の音」を6月21日にスタートする。同サービスでは、京都取材を重ねている「婦人画報」のスタッフが選んだ京都の音を配信。「アレクサ」を搭載したスマートスピーカーに対し「アレクサ、京都の音を開いて」と話しかけると、清水寺の早朝の鐘の音や、嵯峨野の竹林の風の音など、京都の各所で聞こえる音を聞くことができる。7月末から順次出荷予定の置き時計型の「アマゾン エコー スポット(AMAZON ECHO SPOT)」では、画像や動画も同時に配信する。

 同社は、ニコラ・フロケ(Nicolas Floquet)社長が4月27日に社長に就任して以降、“ワン・ハースト”のコンセプトのもと、米ハーストで導入されている最新技術を日本に導入する動きを強めている。米ハーストでは既に2017年11月にスタートした「アレクサ」対応の美容アドバイスを音声で提供するサービス“マイ ビューティー チャット(MY BEAUTY CHAT)”をスタートしている。「婦人画報」の他にも、ハースト婦人画報社が運営する媒体で音声サービスの提供を行うメディアが出てくる可能性が高い。

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