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「マウジー」がタイとフィリピンに進出 グローバル版ECサイトも開設

 バロックジャパンリミテッドは、東南アジアに進出する。2018年度内に「マウジー(MOUSSY)」をタイとフィリピンに出店し、自社通販サイト「シェルター(SHEL’TTER)」のグローバル版「シェルター グローバル EC(SHEL’TTER GLOBAL EC)」を開設する。

 現在227店舗を出店している中国でも年50店舗前後を出店し、海外を成長のドライバにする。村井博之・社長は、「単にSPA会社ではなくプラットフォームを形成する企業として発展を目指す。まずはSPAでグローバル化し、(合弁事業パートナー、ベル・インターナショナルの株主)ヒルハウス(Hillhouse)とのプラットフォーム作りで新規事業を推進する。また日本で松本恵奈を第1弾キュレーターに起用した『スタイルミキサー(STYLEMIXER)』も、ゆくゆくは世界のキュレーターが服を集める場所にする。数百億円規模に育てたい」と話した。海外事業については、将来的に売上高1兆円を目指す。
 
 「マウジー」と「エンフォルド(ENFOLD)」を出店する米国では、2ケタ成長続ける卸事業をカナダや欧州などにも広げ、取引先を増やす。また「マウジー」のグローバルサイトは今後多言語化し、世界中どこからでも買い物できる環境に整える。

 227店舗(17年12月末現在)を展開する中国では、今後も年50店舗前後の純増を目指す。現地の声を反映した中国独自の企画商品を強みに、日本のデザインチームとの連携を強化。「シェルター グローバル EC」は、JDドットコムやテンセントにも出資する中国のIT専門の投資会社であるヒルハウスとも連携する。

 一方国内では、ポイント会員アプリ「シェルターパス(SHEL’TTER PASS)」を活用した囲い込みや販売スタッフによる新アプリ「スタッフスタート」の導入でさらにデジタル施策を打つ。また今春ローンチする新ブランド「ナゴンスタンス(NAGONSTANS)」や「R4G」「レオリーエブロア(LEORY X EBLOA)」、新ECプラットフォーム「スタイルミキサー」で新規客層にアプローチする。

 19年1月期は海外事業の拡大により、売上高は前期比4.9%増の713億円、営業利益が同65.6%増の42億円、純利益が87.0%増の47億円を見込む。

 こうした発表を受け、3月16日の終値は前日比16.6%高い1051円だった。

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